沖縄県健康長寿課との取組み・分析結果が予防医学ジャーナルに掲載されました

~沖縄県企業で働く従業員のパフォーマンスと職場環境の関係性~

 エムティーアイが平成28年から30年に、沖縄県 保健医療部 健康長寿課より委託を受け実施した「沖縄で働く1803名の従業員と30社の管理者の大規模な健康調査」をもとに行った調査・解析結果が、「沖縄県企業で働く従業員のパフォーマンスと職場環境の関係性」と題して発表され、公益財団法人 予防医学事業中央会発行の「予防医学ジャーナル第509号、第510号」に掲載されました。

 

 本発表内容は、東京大学特任教授、自治医科大学客員教授 古井 祐司先生と東京大学特任准教授 井出 博生先生監修のもと、従業員の仕事のパフォーマンス、従業員の健康の自覚症状と生活習慣、職場の一体感、活力や熱意、企業が行っている健康経営施策との効果の関連を分析し、当社のモバイルサービス営業本部 ヘルスケア営業部 CARADA導入サポート部 部長 堀口 麻奈とヘルスケア事業本部 ヘルスデータサイエンスグループ 佐藤 誠が作成しました。

 

 1985年まで男女ともに平均寿命が全国一位だった沖縄県は、2015年時点で35歳~64歳以下の死亡率が男女ともにワースト6 位以内となり、働き盛りの年代の死亡率上昇が深刻な問題となっています。1そのような背景から、沖縄県の複数の企業で、従業員がイキイキと働くことで会社の生産性に寄与するという「健康経営」の考え方を導入し、様々な心と体の健康経営施策を実施し始めました。

 今回の調査結果は沖縄県内の企業が健康経営を進めるにあたり、従業員の仕事のパフォーマンスや、健康意識、職場環境などの関係を調査・分析を行ったものです。

 

 今後も当社は沖縄県と共に県内の企業の健康経営を推進し、企業の健康経営を支援する『企業向けCARADAパック』の提供を通じて日本全国の健康経営に取り組む企業が抱える課題を解決し、持続的に健康経営を推進する一助となるよう取り組んで参ります。

 

※1沖縄県医師会 65 歳未満健康・死亡率改善プロジェクト『働き盛り世代の健康づくり』:http://www.okinawa.med.or.jp/html/chiikihoken/65project/65project.pdf

 

PDF予防医学ジャーナル第509号・第510号

上記リンクより詳細をご確認いただけます。

 

◆「沖縄県企業で働く従業員のパフォーマンスと職場環境の関係性」作成者

 

horiguchi_m

モバイルサービス営業本部 ヘルスケア営業部 CARADA導入サポート部 部長

東京商工会議所認定 健康経営アドバイザー

HCD-Net認定 人間中心設計専門家

堀口  麻奈

 

m_sato

ヘルスケア事業本部 ヘルスデータサイエンスグループ

佐藤 誠

 

 

 

関連する内容