スマホが通学定期券に!MaaSアプリ『すぐのれ~る』がいわくにバスと連携開始 ~これからの定期券は、オンラインでいつでもどこでも楽々購入~

 株式会社エムティーアイ(東京都新宿区、代表取締役社長:前多俊宏、以下当社)と、当社の子会社である株式会社ソニックノート(東京都新宿区、代表取締役社長:石川幸一)が企画・運営するMaaS...

 株式会社エムティーアイ(東京都新宿区、代表取締役社長:前多俊宏、以下当社)と、当社の子会社である株式会社ソニックノート(東京都新宿区、代表取締役社長:石川幸一)が企画・運営するMaaS (Mobility as a Service※1)アプリ『すぐのれ~る』は、いわくにバス株式会社(山口県岩国市、代表取締役:上田純史、以下いわくにバス)の通学支援定期券「サンキューパス」と連携し、『岩国バスbyすぐのれ~る』として3月25日(月)より提供を開始しています。
 本アプリによって、これまで窓口でしか購入できなかった通学支援定期券「サンキューパス」を、スマートフォンにてオンラインで購入することが可能となります。また、バス乗車時にはスマートフォンの画面を見せるだけで乗ることができるなど、定期券購入の負担を軽減し、よりスマートな通学をサポートします。

◆通学定期券「サンキューパス」がスマホでいつでもどこでも買える!
 「サンキューパス」は、いわくにバスが運行する岩国市内の路線バスが月3,900円で全線乗り放題になる学生向けの通学支援定期券です。今回、MaaSアプリ『すぐのれ~る』と連携し、通学定期券アプリ『岩国バスbyすぐのれ~る』としてスマートフォンからオンラインで購入が可能となりました。これにより、日中に窓口でしか購入できなかった通学定期券を、時間や場所を気にせずアプリから簡単に購入でき、また、バス乗車時もアプリの画面を乗務員に見せるだけで乗ることができます。

≪通学定期券アプリ『岩国バスbyすぐのれ~る』の利用方法≫
① アプリを立ち上げ、会員登録
② 保護者確認のもと、通学証明書とお客様情報を入力(通学証明書はスマートフォンカメラからアップロード)
③ オペレーターが画像の通学証明書、有効期間を確認し、オンラインで本人確認が完了。登録したアドレスにメールが届くと購入の準備完了のサイン。
④ アプリ上で「サンキューパス」を購入(保護者の同意が必要)
⑤ 乗車時は、アプリを開いて定期券画面を乗務員に提示(スクリーンショットは利用不可)

 当社では今後、『すぐのれ~る』の利用可能な路線を増やし、全国で利用できるMaaSアプリを提供することで、人々がより便利に、スマートに移動できる世の中をサポートします。

※1:ICT を活用して交通をクラウド化し、マイカー以外のすべての交通手段によるモビリティ(移動)を1つのサービスとしてとらえ、シームレスにつなぐ新たな「移動」の概念。

アイコン サービス名:岩国バスbyすぐのれ〜る
月額料金(税込):無料
対応OS:Android 5.0以上、iOS 9.0以上
アクセス方法
・アプリ:App Store、Google Playで『すぐのれ〜る』で検索
・WEBはこちら:https://iwakuni.mtibusticket.jp/


※Google Play、Androidは、Google Inc.の商標または登録商標です。
※App Storeは、Apple Inc.のサービスマークです。
※iOS は、米国およびその他の国におけるCisco社の商標または登録商標です。

 

報道関係の方からのお問い合わせ先
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TEL: 03-5333-6323  FAX: 03-3320-0189
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製造工場向け屋内測位システム『IntraWave for Smart Factory』を発売開始 ~エムティーアイが高精度かつ低コストの測位技術で、安全管理や作業効率化をサポート~

 (株)エムティーアイは、11月26日(木)より製造工場向け屋内測位システム『IntraWave for Smart Factory(イントラウェーブ・フォー・スマート・ファクトリー)』の受注を開始、出荷は来春を予定しています。  『IntraWave』はGPS電波の届かない屋内で、スマートフォンのマイクを利用し、非可聴域の音波を受信することで、誤差約30cmの範囲で現在位置が分かる製造工場向けの高精度の測位システムです。  現在、複数の国内製造工場にて実証実験中で、従来の技術では難しかった大規模製造工場などの広大で天井の高い施設や、数万人規模を対象にした位置測定も正確に行えるのが特長で、各企業のニーズにあわせ、測位データの分析までをパッケージにして販売します。  当サービスは、超音波とスマートフォン内蔵のマイク機能の組み合わせによる測位方法を採用することで、大規模製造工場などへの導入課題であった莫大な費用を抑えつつ、精度の高い屋内測位システムを実現しました。  工場内での作業の可視化を行うことで、多くの製造工場が抱える課題である作業員の安全管理や作業の効率化などをサポートし、導入企業の獲得を目指します。 ◆新たな技術が続々登場!2020年度に向け屋内測位システム市場は急速に拡大中  屋内測位サービスは、商業施設でのチェックイン機能や、観光客に向けたナビゲーションなどB2C(Business...

 (株)エムティーアイは、11月26日(木)より製造工場向け屋内測位システム『IntraWave for Smart Factory(イントラウェーブ・フォー・スマート・ファクトリー)』の受注を開始、出荷は来春を予定しています。
 『IntraWave』はGPS電波の届かない屋内で、スマートフォンのマイクを利用し、非可聴域の音波を受信することで、誤差約30cmの範囲で現在位置が分かる製造工場向けの高精度の測位システムです。
 現在、複数の国内製造工場にて実証実験中で、従来の技術では難しかった大規模製造工場などの広大で天井の高い施設や、数万人規模を対象にした位置測定も正確に行えるのが特長で、各企業のニーズにあわせ、測位データの分析までをパッケージにして販売します。
 当サービスは、超音波とスマートフォン内蔵のマイク機能の組み合わせによる測位方法を採用することで、大規模製造工場などへの導入課題であった莫大な費用を抑えつつ、精度の高い屋内測位システムを実現しました。
 工場内での作業の可視化を行うことで、多くの製造工場が抱える課題である作業員の安全管理や作業の効率化などをサポートし、導入企業の獲得を目指します。

◆新たな技術が続々登場!2020年度に向け屋内測位システム市場は急速に拡大中IntraWaveロゴ
 屋内測位サービスは、商業施設でのチェックイン機能や、観光客に向けたナビゲーションなどB2C(Business to Consumer)での活用が注目されていますが、現在、施設内で働く従業員の行動把握や業務管理などのB2B(Business to Business)領域でも本格導入が進められています。
 こうしたことから2020年度には国内の屋内測位システム市場は、現在の3倍以上である365億円に達すると予想されており、急速な市場の拡大が見込まれています。※
 特にB2B領域では、昨今の屋内測位技術の発展により、今まで管理が難しいとされてきた屋内でのリアルタイムな位置情報の把握や、対象の詳細な行動のログを容易に取得できるようになり、業務改善に役立つツールとして需要拡大が期待されています。
※(株)矢野経済研究所「屋内位置情報システム市場に関する調査結果 2015」

◆高精度を保ちつつリーズナブルな価格で、業務改善に役立つ屋内測位データと分析を提供 IntraWave1
 当社が開発した高精度屋内測位システム『IntraWave』は、施設内に設置したスピーカーから異なる非可聴音を流し、スマートフォンの内蔵マイクで受信するだけで、Wi-Fi測位の精度を大きく上回る、誤差30cm程度での位置測定が可能です(特許出願中)。
 測位で得られるデータから、現在どこにいるのか、どんな導線で作業しているかの軌跡が得られるため、現状把握ができ、屋内で働く従業員の安全管理や作業管理の分析から、多くの企業が課題としている作業の効率化をはじめとする業務改善に役立ちます。
 当サービスは、高い天井や測位の対象が数万カ所に及ぶ広い施設内でも正確な測位データが得られるため、大型の製造工場にも対応できるのが特長です。
 また、超音波とスマートフォンに標準装備されているマイク機能を活用することでコストが抑えられる上、既に各企業が利用している業務システムにあわせて柔軟に組み込むことができ、分析データまでをパッケージとして提供するので、使いやすくリーズナブルな料金でシステムの導入が可能です。

〔『IntraWave』の特長〕 http://intrawave.jpIntraWave2

  • Wi-Fi測位では実現できない、超音波による絶対測位(約30cmの誤差)
  • 数万カ所におよぶ測位でもリアルタイムで分析可能
  • 広いスペースや高い天井でも測位精度をキープ
  • 既存の業務システムへの組み込みが可能
  • 非可聴音を発生させるスピーカーと支援用サーバーを設置すれば、スマートフォン(Android)とアプリだけで利用できるため低価格
  • スマートフォンごとのマイク特性の影響を受けにくい周波数の非可聴音を採用

【『IntraWave for Smart Factory』の活用事例】
<ログ管理>

  • 作業員や台車の導線を再現し問題(渋滞や集中箇所)を発見→レイアウトの改善
  • 作業員ごとの作業時間や移動距離を測定しコストの可視化→作業効率改善

IntraWave3
<リアルタイム管理>

  • 予定外の作業に即対応し人員を配置→業務品質を向上
  • 危険エリアへの立ち入りを検知し警告→安全性の向上

今後は、『IntraWave』シリーズで「物流倉庫向け」「スタジアム向け」「ターミナル向け」のそれぞれの用途に特化したサービスの提供も行う予定です。

◆11/26から日本未来科学館で開催される「G空間EXPO」で『IntraWave』を展示
 11月26日(木)から11月28(土)まで開催される、地理空間情報高度活用社会(G空間社会)の実現へ向けて、地理空間情報と衛星測位の利活用を推進する展示会「G空間EXPO」にて、『IntraWave』の展示を行います。
 展示会内の“地理空間情報フォーラム”において、当サービス「活用事例」のパネル展示やデモ動画の放映に加えて、スピーカーと受信機の展示も行い実物を手にとって確認できるほか、その場で「行動分析&動線分析ソリューション」のデモンストレーションを体験できます。
 また、11月27日(金)には2回に渡り、当社が『IntraWave』に関する「高度屋内測位の技術及び活用方法」の技術説明を行います。
 屋内測位システムの導入を検討している企業の担当者などに、当サービスの技術や活用事例についてより詳細な情報を提供する機会になります。

〔ベンダーフォーラム(技術説明)について〕
「G空間EXPO」

  • ●日時:11月27日(金) ① 11:30~12:00  ②16:00~16:30(全2回)
  • 場所:日本未来科学館 (1階、多目的ルームa・b)
  • タイトル:「高度屋内測位の技術及び活用方法」

 

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~世界最高レベルの精度を誇る、屋内測位技術を手軽に検証~エムティーアイが屋内測位システム『SONICNAUT』の実験用パッケージを発売

  本日(2015/2/26)、下記のトピックを発信しました。 ~世界最高レベルの精度を誇る、屋内測位技術を手軽に検証~エムティーアイが屋内測位システム『SONICNAUT』の実験用パッケージを発売  

~世界最高レベルの精度を誇る、屋内測位技術を一般公開~屋内測位システム『SONICNAUT』が「先端技術館@tepia」の新展示として採用

  本日、下記のトピックを発信しました。 ~世界最高レベルの精度を誇る、屋内測位技術を一般公開~屋内測位システム『SONICNAUT』が「先端技術館@tepia」の新展示として採用  

世界最高レベルの精度を持つエムティーアイ独自の屋内測位システム『SONICNAUT』 東京モーターショー「スバル」ブースのカメラアプリに初搭載!

 (株)エムティーアイが開発した、スマートフォン向け“高精度屋内測位システム”『SONICNAUT(ソニックノート)』が、11月22日(金)より開催される東京モーターショーの富士重工業(株)「スバル」ブースで利用できるカメラアプリに初搭載されます。  『SONICNAUT』は、GPS電波の届かない屋内や地下などで、スマートフォンに内蔵したマイクを利用し、非可聴域の音波を受信することで、誤差わずか約30cmの範囲で現在位置が分かる高精度測位システムです。  今年6月より、ショッピングモールやイベント会場などでの商用化を進めており、今回のカメラアプリへの搭載が第一弾となります。  アプリに『SONICNAUT』を搭載することで、屋内でも正確な位置測位が可能になり、来場者が各車の前に立つと、その車の解説がスマートフォン画面上に現われるなど、様々な場面で位置情報を利用したサービスの提供ができるようになります。  今回の採用を皮切りに、当社では長年培ったモバイルコンテンツ開発のノウハウと『SONICNAUT』の技術を駆使し、施設や企業が運営するアプリの開発・提供などとも併せた、顧客サービスや来店促進に繋がる幅広いO2O(Online...

 (株)エムティーアイが開発した、スマートフォン向け“高精度屋内測位システム”『SONICNAUT(ソニックノート)』が、11月22日(金)より開催される東京モーターショーの富士重工業(株)「スバル」ブースで利用できるカメラアプリに初搭載されます。
 『SONICNAUT』は、GPS電波の届かない屋内や地下などで、スマートフォンに内蔵したマイクを利用し、非可聴域の音波を受信することで、誤差わずか約30cmの範囲で現在位置が分かる高精度測位システムです。
 今年6月より、ショッピングモールやイベント会場などでの商用化を進めており、今回のカメラアプリへの搭載が第一弾となります。
 アプリに『SONICNAUT』を搭載することで、屋内でも正確な位置測位が可能になり、来場者が各車の前に立つと、その車の解説がスマートフォン画面上に現われるなど、様々な場面で位置情報を利用したサービスの提供ができるようになります。

 今回の採用を皮切りに、当社では長年培ったモバイルコンテンツ開発のノウハウと『SONICNAUT』の技術を駆使し、施設や企業が運営するアプリの開発・提供などとも併せた、顧客サービスや来店促進に繋がる幅広いO2O(Online to Offline)ビジネスをサポートしていきます。

◆GPS電波の届かない屋内や地下で、Wi-Fi測位より高精度な位置測定が可能に!
お酢レシピ 今までGPS電波が受信できない屋内や地下での位置測定は、Wi-Fiの利用が主流でしたが、通常数メートルの誤差が生じるため、階数が混同されやすい吹き抜けのビル内や、狭いスペースに複数のブースが並ぶイベント会場で位置表示をさせるには不向きで、位置を限定した情報を提供する仕組みをスマートフォンアプリに搭載しても、活かすことができませんでした。
 しかし、今回当社が開発した“高精度屋内測位システム” 『SONICNAUT』は、施設内に設置した信号源から非可聴音を流し、スマートフォンの内蔵マイクで受信するだけで、Wi-Fi測位の精度を大きく上回る約30センチメートルの誤差の位置測定を可能にしました(特許出願中)。

◆“高精度屋内測位システム”を、様々な顧客サービスとして商用化
 近年こうした測位技術をビジネスシーンに応用し、ネット上から実店舗での購入を促す、O2Oビジネスが盛んになっています。
 顧客がネット上で簡単に実店舗の情報を得たり、独自のサービスを提供したりできることから、数多く活用されています。
 位置情報を活用したいアプリに『SONICNAUT』を搭載し、天井や壁にスピーカーを設置することで、屋内でも世界最高レベルの精度を持つ位置情報が得られ、施設内での階数認識はもちろん、イベント会場のブース位置や店舗内での商品陳列場所など、狭い範囲でも利用者の正確な位置を把握した様々なサービスを提供できるようになります。

◆商用化第一弾!東京モーターショー「スバル」ブースで利用できるカメラアプリ“SUBARU TOURS”
 “SUBARU TOURS”は、『SONICNAUT』が初めて搭載された、屋内でも来場者の位置を正確に把握できるカメラアプリです。
 ブース内に展示されている車の配置図をアプリ内に組み込み、『SONICNAUT』で把握した来場者の位置と組み合わせることで、各展示車の前に来ると、その車の解説や動画がスマートフォン画面上に現われます。
 今まではコンパニオンの説明を聞いたり、パンフレットの説明を読んだりする必要がありましたが、“SUBARU TOURS”を利用すれば、いつでも何回でも目の前の車の説明を見ることができます。
 また、ブース内での現在位置の確認、当日限定で配信されるカメラ用スタンプの入手などもできるので、企業側は、今まで以上に充実した展示車情報の提供だけでなく、来場者サービスとなる電子ノベルティの配信や、案内役を減らすことによる経費軽減が可能になります。

<「屋内位置測定ソリューション」の特徴>

 本ソリューションは、ショッピングモールやイベント会場、美術館など、様々な屋内施設で高精度の位置情報を把握して、便利で細かなサービスを提供、企業とユーザーの両者に新たな価値を提供していきます。

  • GPS電波が受信できない屋内や地下などでの位置測定・ナビゲーション・チェックイン機能の利用
  • Wi-Fi測位では実現できない、高精度な位置測定(30センチメートル以内の誤差)
  • 非可聴音を発生させる信号源と固定受信機の設置だけで利用可能
  • スマートフォンごとのマイク特性の影響を受けにくい周波数の非可聴音を採用
  • ユーザーはスマートフォン(Android、iPhone)だけで利用でき、専用機器の購入は不要
  • Wi-Fi測位に比べて導入側のランニングコストが低価格

 

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エムティーアイが音波を利用した独自のスマホ向け「屋内測位システム」を開発~GPS電波の届かない屋内や地下でWiFi測位より高精度な位置測定が可能に~

 (株)エムティーアイは、数多くのスマートフォンサービスを開発してきたノウハウを駆使し、この度、非可聴域の音波を利用した独自のスマートフォン向け「屋内測位システム」を開発しました。  本システムは、GPS電波の届かない屋内や地下などで、スマートフォン内蔵のマイクを利用して非可聴音を受信することで、誤差約30センチメートルの範囲で現在位置がわかる高精度測位システムです。(特許出願中)  また、本システムのために独自の“マップマッチング技術”※1も開発し、これらに(独)産業技術総合研究所と行動ラボ(株)による“PDR(歩行者自律航法)”※2の技術を組み合わせ、WiFi測位よりも高精度な位置情報を取得できる「屋内位置測定ソリューション」を共同開発しました。  当社では、本ソリューションの販売を6...

 (株)エムティーアイは、数多くのスマートフォンサービスを開発してきたノウハウを駆使し、この度、非可聴域の音波を利用した独自のスマートフォン向け「屋内測位システム」を開発しました。
 本システムは、GPS電波の届かない屋内や地下などで、スマートフォン内蔵のマイクを利用して非可聴音を受信することで、誤差約30センチメートルの範囲で現在位置がわかる高精度測位システムです。(特許出願中)
 また、本システムのために独自の“マップマッチング技術”※1も開発し、これらに(独)産業技術総合研究所と行動ラボ(株)による“PDR(歩行者自律航法)”※2の技術を組み合わせ、WiFi測位よりも高精度な位置情報を取得できる「屋内位置測定ソリューション」を共同開発しました。
 当社では、本ソリューションの販売を6 月より開始し、ショッピングモールやイベント会場など、さまざまな施設やサービスでの商用化を2013 年冬までに目指します。

※1 マップマッチング技術 : 携帯端末に内蔵された地図の情報を利用し、計測した緯度・経度情報の誤差を補正する技術
※2 PDR(歩行者自律航法) : 携帯端末に内蔵された角速度センサー、加速度センサー、地磁気センサーを利用して歩行者の位置を推定する技術

◆非可聴音による「屋内測位システム」の開発と背景屋内即位システム全体図
 スマートフォンなどの端末の普及と、GPSやWiFiなどを用いた測位技術の進歩により、位置情報を活用した様々なサービスが登場し、あらゆるシーンで活用されています。
 今まで、GPS電波が受信できない屋内や地下での位置測定はWiFiを利用したものが主流でしたが、通常数メートルの誤差が生じるため、階数が混同して表示されやすい吹き抜けがあるビル内や、限られたスペースに数個のブースが並ぶイベント会場で位置表示をさせるには不向きでした。
 今回、当社が開発した「屋内測位システム」では、施設内に設置した信号源からの非可聴音をスマートフォンの内蔵マイクで受信するだけで、WiFi測位の精度を大きく上回る30センチメートル程度の誤差の位置測定を可能にしました。施設内での階数認識はもちろんのこと、イベント会場のブース位置や店舗内での商品陳列場所など、狭い範囲の位置測定が可能です。

◆「屋内測位システム」を、高精度の「屋内位置測定ソリューション」として商用化
 今回、当社の開発した独自の「屋内測位システム」と“マップマッチング技術”に、産業技術総合研究所 サービス工学研究センターと行動ラボ(株)による“PDR”の技術を組み合わせた、新たな「屋内位置測定ソリューション」を共同開発しました。
 各社の技術を組み合わせることで、世界最高レベルの精度を持つ、スマートフォンを利用した屋内用測位を実現、今後商用化を目指していきます。(現在は、Android OSのみ、iOSは2013年度中に対応予定)

◆ショッピングモールやイベント会場など、様々な施設で利用できる便利な位置情報サービスへ
近年こうした測位技術をビジネスシーンに応用し、ネット上の販売促進やマーケティングとして実店舗での購入を促す、O2O(Online to Offline)という手法に企業の関心が高まっています。
 当社では、本ソリューションをショッピングモールやイベント会場などの施設へ導入することを見込んでいます。
 本ソリューションは、非可聴音を発生させる信号源と固定受信機を施設内に設置するだけで利用でき、WiFi測位に比べて低いランニングコストで利用できるため、導入を検討する施設や企業にとって負担が少ないのも特長です。
 また、ユーザーは専用の機器を購入することなく、スマートフォンで各施設や企業のアプリをダウンロードするだけで、本ソリューションを用いたナビゲーションやチェックイン機能などの、位置情報サービスを簡単に利用できるのも魅力です。
 今後は当社のノウハウを活かし、施設や企業が運営するアプリの開発・提供なども行い、ユーザーサービスや来店促進に繋がる幅広いO2Oビジネスをサポートし、企業とユーザーの両者に新たな価値を提供していきます。

【「屋内位置測定ソリューション」の特長】
 ・GPS電波が受信できない屋内や地下などでの位置測定・ナビゲーション・チェックイン機能の利用
 ・WiFi測位では実現できない、高精度な位置測定(30センチメートル以内の誤差)
 ・スマートフォンごとのマイク特性の影響を受けにくい非可聴音を利用
 ・ユーザーはスマートフォンだけで利用でき、追加ハードウエアは不要
 ・WiFi測位に比べ、導入側のランニングコストは低価格

<本ソリューション導入に関するお問い合わせ先>
(株)エムティーアイ mopita事業部 パートナービジネス部
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報道関係の方からのお問い合わせ先
株式会社エムティーアイ 広報・IR室
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