2021年度グッドデザイン賞 受賞サービス 担当者インタビュー


昨年度の『3D雨雲ウォッチ』『母子モ』に続き、当社が企画・開発した生活者と健診機関をつなぐ健診の総合サポートアプリ『CARADA健診サポート』と、当社のグループ会社である株式会社ソラミチシステムが企画・開発したクラウド電子薬歴『CARADA 電子薬歴 Solamichi』が、2021年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。
 そこで、各事業責任者にサービスにかける想いと、サービスのデザインを手掛ける+Design(プラスデザイン)部に受賞ポイントとなったデザインへのこだわりを聞きました。

『CARADA健診サポート』サービス担当者インタビュー

生活者と健診機関をつなぐ健診の総合サポートアプリ『CARADA健診サポート』とは

 生活者と健診機関をつなぐ健診の総合サポートサービスです。
 『CARADA健診サポート』に対応する健診機関にて受診した生活者は、健康診断結果をアプリから簡単に確認したり、各項目の検査結果の数値も経年変化でグラフ表示され、分かりやすく把握することができます。
 また、健康診断の予約からオプション検査の申し込み、問診票への回答、診断結果に対する健診機関への相談まで、健康診断受診前から受診後、二次検査までサポートし、生活者はアプリひとつで、スムーズに健康診断を受けることが可能です。※1

サービスにかける想い

 「健康」は人生を豊かにするうえで大事な要素のひとつですが、自分や身近な人が病気にかかったり身体に不調を感じるまで、なかなかそのありがたみには気づきにくいものです。
 「健康」について考える重要な機会となるのが「健康診断」というタイミングです。『CARADA健診サポート』を通じて健康診断の結果を振り返ることで、自身の身体や生活習慣について見直すきっかけになればと考えています。
 今後は、健康診断の予約や問診票への回答、結果の活用サービスなどをさらに使いやすく強化していきます。また、一部機能はアプリだけでなくWebブラウザでも提供し、スマートフォンを持っていない方など、より多くの方に利用いただけることを目指しています。

デザインのポイント

 『CARADA健診サポート』は、健康診断に対してユーザーが抱く課題を「手間なく」「迷いなく」解決できることをコンセプトにデザインしています。
 アンケートやインタビューから体験を深掘りし、ユーザーテストを繰り返しながら、年代や性別などを問わず全てのユーザーがアプリを起動してすぐに知りたい情報にたどりつける設計、次のアクションに迷わない操作性を実現しました。

『CARADA 電子薬歴 Solamichi』担当者インタビュー

クラウド電子薬歴『CARADA 電子薬歴 Solamichi』とは

 『CARADA 電子薬歴 Solamichi』は、患者の症状や薬剤の処方内容、指導履歴などを記録できるクラウド型の電子薬歴システムです。
 薬剤師の業務を支援するサービスとして、処方に際して飲み合わせの危険性が高い薬剤のチェック機能や、処方データと過去の指導履歴から服薬指導と薬歴記載をサポートする「指導ナビ(特許取得済)」などを搭載しています。
 クラウド型システムにより場所や時間を選ばずに薬歴の作成ができるため、薬剤師の業務効率化と薬局のサービス向上をサポートします。

サービスにかける想い

 私たちは、医療現場の課題に向き合い、ICTの力で医療を支援し、患者も医療従事者も安心できる「日本の医療プラットフォーム」の実現を目指しています。『CARADA 電子薬歴 Solamichi』は単純な記録のための薬歴システムではありません。薬剤師がこれまで以上に医療現場で活躍するためのサポートを行っています。
 例えば、特許を取得している「指導ナビ」では、処方薬の薬効や副作用など薬剤師が患者に伝える内容を薬歴側から提案することが可能です。薬剤師の業務効率化を図り、患者と向き合う時間を増やすことで地域のみなさまに愛される薬局づくりを応援します。
 今後は、エムティーアイグループが提供するさまざまなヘルスケアサービスとつながることで、日本の医療を支えるサービスとなることを目指します。

デザインのポイント

 『CARADA電子薬歴Solamichi』には、薬局の課題を解決する機能が数多く盛り込まれています。薬剤師がそれらの機能を快適に使えるよう、サービス担当者や薬剤師への確認を繰り返し、細部までに気を配ってデザインしてきました。
 特に力をいれたのは、メインの薬歴画面です。膨大な情報を1画面に収めながらも見やすさを損なわず、薬剤師が今まで活用して慣れている紙のオペレーションと同じ体験を実現することを追求しました。

+Design部 インタビュー

受賞にあたって

 本年度も新たに2つのサービスでグッドデザイン賞を受賞できたことを、デザイン担当部門として大変喜ばしく受け止めています。
 今回はいずれのサービスも当社グループの注力事業であるヘルスケア関連サービスですが、健診機関と薬局という新たなステージでのチャレンジとなり、+Design部はサービス立ち上げ当初から事業の学習、デザインの検討に力を注いできました。
 日々の生活で直接触れる機会の少ない現場の課題をデザインの力で解決するには、徹底的なユーザー目線や、課題解決アプローチの具体化といった、高度な技術とセンスが要求されます。今回の受賞も、関係各部門の協力はもとより、担当したデザイナー達のたゆまぬ努力の成果と考えています。
 これからも私たち+Design部は、生活を豊かにするサービスのデザイン制作に邁進していきます。

(上席執行役員/ +Design部 部長 高木 康憲)

 

※1:健診機関によって提供するサービス内容が異なります。

※CARADAは、株式会社エムティーアイの商標または登録商標です。

 

各サービスの詳細について

生活者と健診機関をつなぐ健診の総合サポートアプリ『CARADA健診サポート』

https://www.carada.jp/kenshin-clinic/jushinsha/

 

クラウド電子薬歴『CARADA 電子薬歴 Solamichi』

https://bit.ly/solamichi_GDaward_20211020

 

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