カラダメディカ、丸紅、エムティーアイが新会社「LIFEM(ライフェム)」を設立
株式会社カラダメディカ(以下、「カラダメディカ」)と丸紅株式会社(以下、「丸紅」)、ならびに株式会社エムティーアイ(以下、「エムティーアイ」)は、働く女性の健康課題を改善し、誰もが働きやすい社会の実現を目指すべく、新会社として株式会社LIFEM(ライフェム/以下、「LIFEM」)を2022年7月1日に設立します。
■ 設立の背景
経済産業省の調査(*1)によると、月経に関連した症状において働く女性の94%、また、更年期症状においては症状を自覚している女性の95%が、それらによって仕事のパフォーマンスに影響を感じています。更に、不妊治療の件数も増加傾向で、2018年に誕生した新生児の約14人に1人が生殖補助医療によって誕生しているという実態があります。
一方で、月経痛や月経前症候群(PMS)の改善策のひとつである低用量ピルの服用率は低く、婦人科受診への抵抗感も根強いのが現状です。また、更年期症状によるキャリアの断念、不妊治療と仕事の両立の困難さなど、女性の健康課題がもたらす影響は多様であり、社会全体で解決すべきとの認識が広まっています。
カラダメディカと丸紅、ならびにエムティーアイは、2021年7月に業務提携し、働く女性の健康課題改善をサポートする法人向けフェムテック(*2)サービスの開発・提供を行ってきました。このサービスは、経済産業省による令和3年度「フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金」(*3)に採択されるなど、企業が率先して女性の健康課題を改善していくアプローチとして期待され、2022年3月からはサービス名を『ルナルナ オフィス』に改め、企業へ提供しています。
この度、各社のフェムテックの知見・ノウハウを活用し連携を強めることで、働く女性の健康課題改善を企業が支援する体制の構築を推進し、誰もが働きやすい社会を実現するリーディングカンパニーとなることを目指します。
■ 社名に込めた想い
「LIFEM」はLife(人生)+Female (女性)を組み合わせた造語で、あらゆるライフステージにいる女性が生き生きと働ける社会になることを目指すという想いを込めています。
また、そのような社会を実現することで、働く女性のみならず、一緒に働く従業員などにも働きやすい環境を提供し、その結果として、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I)(*4)を推進し、日本企業の競争力強化に寄与したいという想いも含んでいます。
■ 今後の展望
働く女性の健康課題改善に関するサービス提供に加え、健康課題を抱える女性の実態や『ルナルナ オフィス』導入後の効果検証結果などを発信することで、女性の健康課題に対する社会全体のリテラシー向上を目指した啓発活動にも取り組みます。
更に、女性のライフステージごとの健康課題の改善や理解促進などを幅広くサポートするための多様なソリューションやサービスの開発・提供を行います。
カラダメディカと丸紅、ならびにエムティーアイは、「LIFEM」を通じて、「働く女性の健康課題は、企業の課題」という認識を広め、企業が個人の体調や状況に寄り添い、優しい社会へ変えていくための第一歩を踏み出すサポートをします。
■ LIFEMの会社概要
商号:株式会社LIFEM
設立予定日:2022年7月1日
資本金:200百万円
所在地:東京都新宿区西新宿三丁目20番2号
代表取締役:菅原 誠太郎
URL:https://office.lnln.jp/company/
(*1) 経済産業省調査報告書:働き方、暮らし方の変化のあり方が将来の日本経済に与える効果と課題に関する調査 報告書
URL:https://www.meti.go.jp/policy/economy/jinzai/R2fy_femtech.pdf (4ページ、5ページ)
(*2) フェムテック:女性(Female)と技術(Technology)を組み合わせた造語。女性が抱える健康課題をテクノロジーで解決するもの。
(*3) 経済産業省 フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金 実証事業者WEBページ
URL:https://www.femtech-projects.jp/
(*4) ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DE&I):人材の「多様性(ダイバーシティ)」と「包括性(インクルージョン)」を表す「D&I」に、「公正性(エクイティー)」を付加した概念。
■ 『ルナルナ オフィス』について
『ルナルナ オンライン診療』を活用し、女性の健康課題改善から効果検証までを一気通貫でサポートする法人向けサービス。月経やPMSの症状から、妊娠や不妊、更年期症状に関するセミナーや産婦人科医への相談まで、幅広いライフステージの働く女性をサポートしています。
詳細はこちらから:https://office.lnln.jp/
各社概要
社名 |
株式会社カラダメディカ |
代表者 |
代表取締役 菅原 誠太郎 |
本社所在地 |
東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー35F |
HP |
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事業内容 |
産婦人科向けオンライン診療システム『ルナルナ オンライン診療』と、オンライン診療と オンライン服薬指導の両方を実施できるシステム『CARADA オンライン診療』、また体や心の悩みを専門家に相談できる健康Q&Aサイト『CARADA 健康相談』を開発・運営しています。 |
社名 |
丸紅株式会社 |
代表者 |
代表取締役社長 柿木 真澄 |
本社所在地 |
東京都千代田区大手町一丁目4番2号 |
HP |
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事業内容 |
丸紅及び連結子会社は、国内外のネットワークを通じて、ライフスタイル、情報・物流、食料、アグリ事業、フォレストプロダクツ、化学品、金属、エネルギー、電力、インフラプロジェクト、航空・船舶、金融・リース・不動産、建機・産機・モビリティ、次世代事業開発、次世代コーポレートディベロップメント、その他の広範な分野において、輸出入(外国間取引を含む)及び国内取引の他、各種サービス業務、内外事業投資や資源開発等の事業活動を多角的に展開しています。 |
社名 |
株式会社エムティーアイ |
代表者 |
代表取締役社長 前多 俊宏 |
本社所在地 |
東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー35F |
HP |
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事業内容 |
豊富な実績とノウハウを活かし、『music.jp』『ルナルナ』をはじめ、「ヘルスケア」「フィンテック」「音楽・電子書籍」「生活情報」など、ICTを活用し毎日の暮らしを豊かにそして便利にするサービスを提供しています。2012年にはヘルスケア事業本部を立ち上げ、より多くの人が健康で豊かな生活を実現できるよう、幅広い世代の健康をサポートしています。 |
<報道関係の方からのお問い合わせ先>
丸紅株式会社 広報部報道課
電話:03-3282-4020
E-mail:tokb192@marubeni.com
株式会社カラダメディカ
株式会社エムティーアイ 広報室
電話: 03-5333-6755
E-mail:mtipr@mti.co.jp
【カラダメディカ】『ルナルナ オフィス』、メディパルグループへ提供開始!
2022年6月1日、株式会社カラダメディカより以下のニュースリリースを配信しました。
【カラダメディカ】『ルナルナ オフィス』をポーラ・オルビスグループ健康保険組合へ導入
【カラダメディカ】『ルナルナ オフィス』、トヨタ車体とトランコムDSへ提供開始!
JAL・丸紅・エムティーアイ・カラダメディカの4社による働く女性の健康課題改善に向けた共同取組みの開始について
日本航空株式会社(以下、「JAL」)、丸紅株式会社(以下、「丸紅」)、株式会社エムティーアイ(以下、「エムティーアイ」)、株式会社カラダメディカ(以下、「カラダメディカ」)は、女性特有の健康課題改善から効果検証までを一気通貫でサポートする法人向けサービス(以下、「本サービス」)を活用した「共同取組みに係る覚書」を2022年1月27日に締結し、2月より共同で取組み(以下、「本共同取組み」)を開始します。
本サービスは、丸紅、エムティーアイ、カラダメディカの3社が、2021年7月より共同で開発、法人向けに提供しており、医療機関と連携したオンライン相談・診療サービスの提供、啓発活動などを通じ、生理痛や月経前症候群(PMS)の改善をはじめ、妊活や不妊治療に関するサポート、更年期に現れる症状の改善まで、働く女性がライフステージごとに直面する健康課題の改善を支援するものです。
JALは、お客さまに最高のサービスを提供するためには社員の心身の健康づくりが不可欠という認識のもと、様々な職場で活躍する女性社員の健康課題に対する実態把握と支援が、企業価値の向上とお客さまに提供するサービスの向上に大きく寄与すると考えています。また、JALと丸紅はこれまでも、ビジネスジェット事業、代替航空燃料製造事業など様々な取組みを共同で実施し、ビジネスパートナーとしての関係を構築してきました。
このような背景から、今回JALが本サービスの実証企業として参画し、男女問わず全社員が受講可能な月経・妊活・更年期に関する理解を深めるセミナーと、女性社員を対象にした『ルナルナ オンライン診療』を活用したプログラムを実施することが決定しました。
JAL、丸紅、エムティーアイ、カラダメディカは、本共同取組みを通じ、働く女性の健康課題に関する理解や相互サポートを促進し、より働きやすい社会の形成やダイバーシティ&インクルージョン※1の推進を目指します。
【JALにおける本共同取組みについて】
<概要>
JALにおける女性の健康課題に関する実態調査を行い、更に以下のセミナーを通じたリテラシーの向上・意識の変容、プログラム導入による働きやすい職場環境の構築およびその効果検証を行います。
<セミナー/導入プログラム内容>
①産婦人科医によるFEMCATION※2セミナーの実施 男女問わず全社員向けに、産婦人科医による女性のカラダやココロについて理解を深める講座の開催を通し、会社全体で働きやすい職場づくりを目指す。 |
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Ⅰ.「女性のカラダの知識講座」 | 女性のライフスタイルの変化や女性のカラダの仕組み、月経随伴症状などについて医師より紹介 |
Ⅱ.「妊活の知識講座」 | 妊娠の仕組み、加齢による変化、さらに不妊治療の具体的な方法など、妊娠や不妊治療に関する基礎知識を医師より紹介 |
Ⅲ.「更年期知識講座」 |
更年期症状に関する心身の不調などの基礎知識について医師より紹介 |
②『ルナルナ オンライン診療』を活用した働く女性のサポートプログラム オンライン診療を活用して、女性社員のQOLと仕事のパフォーマンスの向上を図る。 |
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Ⅰ.「オンラインピル外来プログラム」 | 婦人科受診と、診療を行いPMSの改善策のひとつである低用量ピルの処方を行うサービス |
Ⅱ.「オンライン妊活相談プログラム」 | 社員とそのパートナーを対象に、婦人科へ不妊・妊娠に関する相談が可能なサービス(現在妊活を行っていなくても相談可) |
Ⅲ.「オンライン更年期外来プログラム」 | 婦人科へ更年期症状に関する相談と、漢方薬などの処方を行うサービス |
<取組み期間>
2022年2月~12月(予定)
※1ダイバーシティ&インクルージョン:人種や性別、年齢などの外見的な違いはもちろん、宗教や価値観、性格、嗜好などの個々の「違い」を受け入れ、認め合い、生かしていくこと。
※2FEMCATION®:エムティーアイの登録商標。FEMALE(女性)とEDUCATION(教育)を掛け合わせた造語。
【本サービスのイメージ図】
【各社概要】
<JAL>
社名 :日本航空株式会社
代表者 :代表取締役社長 赤坂 祐二
本社所在地:東京都品川区東品川二丁目4番11号 野村不動産天王洲ビル
HP :https://www.jal.com/ja/
<丸紅>
社名 :丸紅株式会社
代表者 :代表取締役社長 柿木 真澄
本社所在地:東京都千代田区大手町一丁目4番2号
HP :https://www.marubeni.com/jp/
<エムティーアイ>
社名 :株式会社エムティーアイ
代表者 :代表取締役社長 前多 俊宏
本社所在地:東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー35F
HP :https://www.mti.co.jp/
<カラダメディカ>
社名 :株式会社カラダメディカ
代表者 :代表取締役 菅原 誠太郎
本社所在地 :東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー35F
HP :https://caradamedica.co.jp/
【報道関係の方からのお問い合わせ先】
株式会社エムティーアイ 広報室
電話: 03-5333-6755 E-mail:mtipr@mti.co.jp
株式会社カラダメディカ 広報
電話:03-5333-6404 E-mail:pr@caradamedica.co.jp
エムティーアイ、『ルナルナ オンライン診療』を活用した「オンライン更年期外来プログラム」を10月より実証開始!
株式会社エムティーアイ(以下、「当社」)は、株式会社カラダメディカ(以下、「カラダメディカ」)が開発・提供する産婦人科向けオンライン診療システム『ルナルナ オンライン診療』※1を活用し、カラダメディカと丸紅株式会社(以下、「丸紅」)が共同開発した「オンライン更年期外来プログラム」の実証を10月1日(金)より開始します。
本プログラムの実証開始に先立ち、9月10日(金)にFEMCATIONセミナー「産婦人科医による更年期講座」を全社員向けにオンラインにて開催し、更年期症状に悩む働く女性のカラダや心の変化について学び、会社全体で働きやすい職場づくりを目指します。
◆『ルナルナ オンライン診療』を活用し、更年期症状に関する医師への相談と薬の処方を行うプログラムを開始!
経済産業省の調査※2によると、50代以上の女性社員が勤務先で女性特有の健康課題や症状で困った原因として「更年期障害」が23.5%となっており、健康経営®による女性の健康課題の対応の観点からも、企業における更年期症状に悩む社員への対応が社会的に求められています。
また、当社では2020年10月より婦人科受診と低用量ピル服薬を支援する福利厚生制度の本格導入や、「オンライン不妊相談」の実証を実施するなど、女性特有の健康課題改善の支援に取組み、働きやすい職場づくりに注力しています。
このような背景のもと今回、プレ更年期・更年期世代である40代以上の女性社員を対象に、カラダメディカと丸紅が共同開発した、更年期症状に悩む働く女性をサポートする「オンライン更年期外来プログラム」の実証を10月1日(金)より開始します。本プログラムは、カラダメディカが提供する『ルナルナ オンライン診療』を活用し、産婦人科への受診と漢方薬などの処方を、企業がサポートする取り組みです。
◆FEMCATIONセミナー「産婦人科医による更年期講座」も開催し、全社的に女性特有の症状の理解向上へ
本実証開始に合わせ、FEMCATIONセミナー※3「産婦人科医による更年期講座」を、9月10日(金)に男女問わず全従業員向けに開催します。
本セミナーは、産婦人科専門医・医学博士である高尾美穂先生による更年期症状に関するオンラインセミナーです。閉経の時期を挟んだ前後10年間(一般的に45歳から55歳頃)の更年期に起こる心身の不調に関する基礎知識を学ぶことで、会社全体として女性特有の健康課題の理解向上を行い、働きやすい職場づくりに貢献します。
【高尾美穂先生からのコメント】
これからの社会において、女性が自分の人生を楽しみながら、役割や立場や責任を持ち広く貢献していくために、女性特有の心身の変化に対し①女性本人が前向きに理解し対策をすること ②その変調を経験することのない男性が想像できる力を身につけること ③社会全体が成熟し、女性が働き続けられる環境を整備すること などが必要です。
女性の心身の変わり目である更年期について企業を含む社会全体で理解・支援することで、働く女性個人のみならず、共に働くすべての人にプラスの循環が生まれると考えられます。
本プログラム・セミナーを通し、会社全体の健康課題へのリテラシー向上や症状改善に向けたサポート、さらに一気通貫型の効果検証により、社員のQOL※4向上やプレゼンティーイズム※5の改善を目指します。
<『ルナルナ オンライン診療』を活用した「オンライン更年期外来プログラム」について>
・実証期間:2021年10月から2022年4月(予定)
・募集人数:約20名(エムティーアイと丸紅で各社参加者を募集)
・対象者:40歳以上の女性社員
・内容:更年期症状に関する相談及び漢方薬などの処方
・実施医療機関:中野レディースクリニック URL:https://nakano-ladies.com/
※本プログラムは各社で実施いたします。
<FEMCATIONセミナー「産婦人科医による更年期講座」について>
・対象者:エムティーアイ、丸紅での男女問わず全従業員(男女問わず、希望すれば全従業員が受講可能)
・内容:更年期症状に関する心身の不調などの基礎知識について医師より紹介
・講師:婦人科専門医・医学博士である高尾美穂先生 URL:https://www.mihotakao.jp/profile
※本セミナーは丸紅と合同で開催します。
※1:『ルナルナ オンライン診療』についてはこちら
<一般の方向け>https://lp.telemedicine.lnln.jp/p.html <医療施設向け>https://lp.telemedicine.lnln.jp/
※2:経済産業省による「働く女性の健康推進」に関する実態調査
URL:https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/downloadfiles/H29kenkoujumyou-report-houkokusho-josei.pdf (99ページ目)
※3:女性の健康情報サービス『ルナルナ』が実施する女性のカラダとココロの理解浸透プロジェクトの一環として行う、女性特有の健康課題について学ぶセミナーです。
「FEMCATION(フェムケーション)」(商標登録出願中)は、FEMALE(女性)とEDUCATION(教育)を掛け合わせた造語です。
★ルナルナ:https://sp.lnln.jp/ ★FEMCATION:https://sp.lnln.jp/brand/information/our_challenge
※4:QOL=quality of lifeの略。
※5: 出勤しているにも関わらず、心身の健康上の問題が作用して、パフォーマンスが上がらない状態のこと。
報道関係の方からのお問い合わせ先
株式会社エムティーアイ 広報室
TEL:03-5333-6755 FAX:03-3320-0189
E-mail:mtipr@mti.co.jp URL:https://www.mti.co.jp
FEMCATIONセミナー「産婦人科医による女性のカラダの知識講座」 ブリヂストン労働組合にて7月14日に開催!
株式会社エムティーアイ(以下、「エムティーアイ」)と株式会社カラダメディカ(以下、「カラダメディカ」)は、FEMCATIONセミナー「産婦人科医による女性のカラダの知識講座」をブリヂストン労働組合にて7月14日(水)に開催します。
FEMCATIONセミナー「産婦人科医による女性のカラダの知識講座」は、女性のカラダの仕組みや生理による揺らぎについての理解と意識向上を、女性だけでなく男性にも促すことで、多くの人が働きやすい環境づくりを支援するものです。本セミナーを通して、女性特有の健康課題に関する知識の向上を図り、女性が活躍できる職場づくりに貢献します。
◆ブリヂストン労働組合でFEMCATIONセミナーを開催!女性がさらに活躍し、男女ともに生き生きと働ける職場へ
ブリヂストン労働組合では、誰もが働きやすい職場づくりを目指し職場環境の改善に取り組んでいます。今回、女性特有の健康課題に関する知識を高めたいという想いから、FEMCATIONセミナー「産婦人科医による女性のカラダの知識講座」を開催します。
<ブリヂストン労働組合で実施するFEMCATIONセミナー 「産婦人科医による女性のカラダの知識講座」>
【対象】従業員(男女問わず)
【内容】女性のライフスタイルの変化やカラダの仕組み、月経随伴症状などについて理解を深める講座
【講師】東京大学医学部附属病院 産婦人科 准教授 甲賀かをり先生
◆あらゆる女性たちが、より生きやすく、暮らしやすく、働きやすい社会を目指す「FEMCATIONセミナー」!
カラダメディカでは、女性特有の健康課題改善から効果検証までを一気通貫でサポートする法人向けサービスを提供しており、その一環として、グループ会社のエムティーアイが運営する女性の健康情報サービス『ルナルナ』※1と共同し、FEMCATIONセミナーを法人向けに実施しています。
FEMCATIONセミナーは、『ルナルナ』が実施する、女性のカラダとココロの理解浸透プロジェクト「FEMCATION」※2が提供するもので、複雑かつ多様性のある女性のカラダの仕組みやホルモンバランスによる変化などについて正しく学び、女性特有の健康課題への理解と知識向上を図ることで、女性が安心して働き続けられる職場づくりを支援します。今後は、妊活・不妊治療や更年期障害など、女性のライフステージに合わせた健康課題まで幅を広げ、企業のニーズに応じたセミナーの提供を実施していきます。
【女性特有の健康課題改善から効果検証までを一気通貫でサポートする法人向けサービス】
月経・PMS課題改善パッケージ |
<オンライン診療を活用した婦人科受診と低用量ピル服薬の支援プログラム> 『ルナルナ オンライン診療』※3を活用し、婦人科受診と月経困難症の改善策のひとつである低用量ピルの服薬を法人が支援することで、女性特有の健康課題の改善を図る法人向けサービス。 <FEMCATIONセミナー「産婦人科医による女性のカラダの知識講座」> 女性産婦人科医による、従業員向けに女性のライフスタイルの変化や女性のカラダの仕組み、月経随伴症状などについて理解を深める講座
サービスの詳細はこちらから |
【女性のカラダとココロの理解浸透プロジェクト「FEMCATION」】
「FEMCATION」は、FEMALE(女性)とEDUCATION(教育)を掛け合わせた造語です。
複雑かつ多様性のある女性のカラダとココロについて、社会人をはじめ、若年層に向けた学校教育、SNSによる情報発信など、年齢や性別を問わず誰もが正しく学べる機会を創出し、社会全体で寄り添いあえる環境を目指す、理解浸透プロジェクトです。
★ルナルナについてはこちら:https://sp.lnln.jp/
★FEMCATIONについてはこちら:https://sp.lnln.jp/brand/information/our_challenge
※1:『ルナルナ』は、グループ会社の株式会社エムティーアイが運営するサービスです。
※2:「FEMCATION(フェムケーション)」:商標登録出願中
※3:『ルナルナ オンライン診療』についてはこちら
<一般の方向け>https://lp.telemedicine.lnln.jp/p.html <医療施設向け>https://lp.telemedicine.lnln.jp/
丸紅、エムティーアイ、カラダメディカ 働く女性の健康課題改善を サポートする総合的なプログラムの共同開発に関する業務提携について
丸紅株式会社(以下、「丸紅」)、株式会社エムティーアイ(以下、「エムティーアイ」)ならびに株式会社カラダメディカ(以下、「カラダメディカ」)は、働く女性の健康課題改善をサポートする総合的なフェムテック(*1)プログラム(以下、「本プログラム」)の共同開発を推進する業務提携の覚書を2021年7月9日に締結しました。
【背景】
経済産業省の調査報告書(*2)によると、月経随伴症状などによる女性の労働損失は4,911億円/年とされており、また、月経・不妊治療・更年期症状改善による経済効果は2025年時点で約2兆円/年とも推定されています。法人が健康経営®(*3)を推進する上で、月経をはじめとした女性特有の様々なライフステージにおける健康課題に取り組むことが重要視されています。このようなニーズの高まりを受け、丸紅ではフェムテック事業への参画に向けた取組みを、またエムティーアイ、カラダメディカでは、これまで一部プログラムの実証を通じたサービス開発を進めてきました。
【本プログラムについて】
本プログラムは、医療機関と連携したオンライン相談・診療サービスの提供および啓蒙活動などを通じ、生理痛や月経前症候群(PMS)の改善をはじめ、妊活や不妊治療に関するサポート、さらに更年期に現れる症状の改善まで、働く女性がライフステージごとに直面する健康課題の改善を一貫してサポートするものです。また、経済産業省による令和3年(2021年)度「フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金」(*4)に採択されています。
今後、3社は、丸紅の法人ネットワーク、エムティーアイとカラダメディカのヘルスケアサービス開発・運営のノウハウを活かしこれまでの取組みを更に発展させ、法人・自治体との実証・協業を通じ、本プログラムを共同で開発・提供し、働く女性のクオリティ・オブ・ライフ(QOL)とエンゲージメント(*5)の向上を支援していきます。
【各社のフェムテック領域におけるこれまでの取組概要】
丸紅: フェムテック領域でのビジネス創出を目指し、プロジェクトチームを立ち上げ、社内における実証・リテラシー向上のためのセミナー等を実施
エムティーアイ: 様々なヘルスケアサービスを通して、多くの人が健康で豊かな生活を実現できる社会を追求。その中でもライフステージや悩みにあわせて女性の一生をサポートする『ルナルナ』による、生理日管理から妊活・妊娠・出産まで女性の健康全般をサポート。2020年11月より、『ルナルナ』で女性のカラダとココロの理解浸透プロジェクト「FEMCATION(フェムケーション)(*6)」も展開
カラダメディカ: 健康に関する不安や悩みを、医師や看護師、薬剤師等が回答するQ&Aサービスや、医療機関・薬局向けにオンライン診療システムを提供。特に、産婦人科向けオンライン診療システム『ルナルナ オンライン診療』では、法人向けに月経随伴症状などの課題改善を支援するサービスを展開
(*1) フェムテック:女性(Female)と技術(Technology)を組合わせた造語。女性が抱える健康課題をテクノロジーの力で解決するもの。
(*2) 経済産業省調査報告書:健康経営における女性の健康の取り組みについて
URL:https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/downloadfiles/josei-kenkou.pdf (2ページ)
働き方、暮らし方の変化のあり方が将来の日本経済に与える効果と課題に関する調査 報告書 (概要版)
URL:https://www.meti.go.jp/policy/economy/jinzai/R2fy_femtech.pdf (13ページ)
(*3) 「健康経営®」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。
(*4) 経済産業省 令和3年度「フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金」における補助事業者の公募開始について
URL:https://www.pwc.com/jp/ja/news-room/femtech-public-offer.html
(*5) エンゲージメント:従業員の会社に対する思い入れや愛着のこと
(*6) FEMCATIONTM:FEMALE(女性)とEDUCATION(教育)を掛け合わせた造語
各社概要
<丸紅>
社名 :丸紅株式会社
代表者 :代表取締役社長 柿木 真澄
本社所在地:東京都千代田区大手町一丁目4番2号
HP :https://www.marubeni.com/jp/
<エムティーアイ>
社名:株式会社エムティーアイ
代表者:代表取締役社長 前多 俊宏
本社所在地:東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー35F
HP:https://www.mti.co.jp/
事業内容:豊富な実績とノウハウを活かし、『music.jp』『ルナルナ』をはじめ、「ヘルスケア」「フィンテック」「音楽・電子書籍」「生活情報」など、ICTを活用し毎日の暮らしを豊かにそして便利にするサービスを提供しています。2012年にはヘルスケア事業本部を立ち上げ、より多くの人が健康で豊かな生活を実現できるよう、幅広い世代の健康をサポートしています。
<カラダメディカ>
社名:株式会社カラダメディカ
代表者:代表取締役 菅原 誠太郎
本社所在地 :東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー35F
HP:https://caradamedica.co.jp/
事業内容:産婦人科向けオンライン診療システム『ルナルナ オンライン診療』と、オンライン診療とオンライン服薬指導の両方を実施できるシステム『CARADA オンライン診療』、また体や心の悩みを専門家に相談できる健康Q&Aサイト『CARADA 健康相談』を開発・運営しています。
<報道関係の方からのお問い合わせ先>
丸紅株式会社 広報部報道課
電話:03-3282-2871
E-mail:tokb192@marubeni.com
株式会社エムティーアイ 広報室
電話: 03-5333-6755
E-mail:mtipr@mti.co.jp
株式会社カラダメディカ 広報
電話: 03-5333-6404
E-mail:pr@caradamedica.co.jp
エムティーアイ、全従業員向けに妊活の基礎知識セミナーの開催と 『ルナルナ オンライン診療』を活用した「オンライン不妊相談」の実証を開始!
株式会社エムティーアイ(以下、「当社」)は、全従業員を対象に、産婦人科医による「妊活の基礎知識」セミナーをオンラインで開催し、将来子どもを持つことを希望する社員が今後のキャリア形成を考えるきっかけを促すとともに、会社全体の「妊活」や「不妊治療」に対する知識向上を図ることで、長く安心して働き続けられる職場づくりを推進します。
また本セミナーの開催に合わせ、女性の健康情報サービス『ルナルナ』と当社のグループ会社である株式会社カラダメディカ(以下、「カラダメディカ」)※1が提供する、産婦人科向けオンライン診療システム『ルナルナ オンライン診療』※2を活用した、「オンライン不妊相談」サービスの実証を開始します。
◆妊活・不妊治療を学ぶセミナーで今後のキャリア形成をサポートし、安心して働き続けられる職場へ
日本の夫婦の約2.9組に1組は不妊を心配したことがあり、約5.5組に1組は不妊症の検査、または治療を受けたことがあるとされています。また厚生労働省の調査では、不妊治療と仕事の両立ができず、16%の人が離職をしているという結果も出ています。※3
このような背景を受け当社では、従業員を対象に、聖マリアンナ医科大学病院の洞下由記先生による「今から知っておきたい!将来の妊活に向けたカラダ作りと不妊治療の基礎知識」のオンラインセミナーを開催します。本セミナーでは、妊活や不妊治療の正しい基礎知識を学び、自分が望むライフプランの選択肢を考えるきっかけを促します。また、多様な選択肢のひとつとして、将来子どもを持つことを希望する従業員のキャリア形成をサポートし、会社全体として理解を深めることで、長く安心して働き続けられる職場づくりを目指します。
また本セミナーの開催に合わせ、女性の健康情報サービス『ルナルナ』とカラダメディカが提供する、産婦人科向けオンライン診療システム『ルナルナ オンライン診療』を活用した、「オンライン不妊相談」サービスの実証を開始します。本実証では、妊活を行っている人だけでなく、将来的に妊娠を望む従業員とそのパートナーを対象に、妊娠や不妊について産婦人科医へのオンライン相談を実施します。
【洞下由記先生プロフィール】
聖マリアンナ医科大学 大学病院
産婦人科学(婦人科)講師、大学病院婦人科医長
平成14年聖マリアンナ医科大学医学部卒
専門/担当分野:生殖内分泌、周産期、がん・生殖医療
日本産科婦人科学会専門医、日本生殖医学会生殖医療専門医
【「オンライン不妊相談」の実証の概要】
・ 実証期間:2021年5月から2021年7月
・ 募集人数:20組
・ 対象者:全従業員とそのパートナー(従業員のパートナーのみの利用も可)
・ 内容:不妊・妊娠に関する相談(現在妊活を行っていなくても相談可)
・ 実施医療機関:聖マリアンナ医科大学病院 産婦人科 洞下由記先生(https://www.marianna-u.ac.jp/hospital/)
※本実証は、カラダメディカが行う「オンライン不妊相談」サービスの実証に、エムティーアイの従業員が協力するものです。
◆妊娠に関する情報収集はネットやSNS!しかし、情報の正確性や信頼性を不安視する声が多く…
今回のセミナー開催にあたり、『ルナルナ』にて、現在妊活をしていないユーザーを対象に「妊娠・不妊に関する意識調査」※4を実施しました。
子どもをいつごろ授かりたいと考えているかを聞いてみると、「できるだけ早く欲しい(1年以内には欲しい)」が25.4%で最も多く、次いで「具体的な時期は分からないがいずれは欲しい」24.6%、「2~3年以内には欲しい」14.2%となり、時期は未定であっても7割以上の人は将来的には子供を授かりたいと思っていることが分かりました。
では、「将来の妊娠を考えて、妊娠についての情報収集を行なっているか」を聞いたところ、約半数の48.9%の人が「はい」と回答しており、情報収集の方法として最も多かったのは「インターネット」で74.3%、次いで「SNS」44.8%、「妊活をサポートするアプリ」32.1%となりました。しかし、妊娠についての情報を収集する際に悩みがあるかを聞いてみると、「正しい情報かどう
かの判断がつかない」が71.8%で最も多く、次いで「信頼できる情報源がわからない」43.5%、「知りたい情報が見つからない」15.6%となりました。インターネットやSNSの情報は、いつでもどこでも気軽にアクセスできますが、その反面、自身で正しい情報であるかを判断する必要があるため、不安を感じている人が多いことが分かります。
「不妊治療」の費用について、国や自治体などから補助金がでる場合があることを知っているかを聞いたところ、「はい」39.2%、「いいえ」60.8%となり、「国やお住いの自治体などからの補助金には、年齢制限がある場合があることを知っていますか?」という質問に対しては、「はい」が22.1%、「いいえ」が77.9%となりました。不妊治療に対して、国や自治体からの補助金があることなどの制度に関しては、知らない人のほうが多いという結果となりました。
また、当社の全従業員向けに実施したアンケート※5では、「将来子どもが欲しいと考えている」「欲しいかどうかまだわからない」と思っている人に、今後、子どもを持つことを想定した際に、最も不安に思うことを聞いてみると、1位が「自分もしくはパートナーが妊娠できるかどうか」20.3%、2位が「妊娠~育児の際の経済的な面」19.0%、3位が「妊娠~育児と仕事を両立できるか」17.7%となりました
<洞下由記先生からのコメント>
今は気軽にインターネットで情報を得ることができる時代です。便利な一方で、間違った知識や自分にはあっていない情報で悩んだり苦しんだりすることもあります。できれば自然妊娠を望んでいるとしても、妊娠しにくい原因がないかどうかは確認しておきましょう。なかなか産婦人科受診のハードルは高いようですが、気になった時が受診のベストタイミングです。相談だけでも構いませんので、気軽に受診していただけたらと思います。
※アンケートの詳細は、別紙「参考資料」にてご確認いただけます。
今後も当社では、従業員の健康維持・増進を重要な経営課題とし、従業員自らが心身ともに健康で働きやすい職場づくりに注力していきます。
※1:株式会社カラダメディカは、当社と株式会社メディパルホールディングスの合弁会社です。
※2:『ルナルナ オンライン診療』についてはこちら
<医療施設向け>https://lp.telemedicine.lnln.jp/ <一般の方向け>https://lp.telemedicine.lnln.jp/p.html
※3:厚生労働省「不妊治療と仕事の両立サポートハンドブック」(https://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/pamphlet/dl/30l.pdf )
※4:『ルナルナ』による、「「妊娠・不妊に関する意識調査」
調査実施期間:令和3年3月5日(金)~3月9日(月) 調査対象:10~50 代以上の女性2,684名
※5:エムティーアイによる「妊活・不妊治療の知識調査」
調査実施期間:令和3年4月12日(月)~4月18日(日) 調査対象:全従業員188名
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