2023年12月11日(月)に開催された「Healthtech/SUM 2023」のセッション「教えて先輩! 2Cビジネス、そのハードシングスどう乗り越えたの?How to Conquer the Hard Things in Healthcare 2C Model」に、ヘルスケア事業本部 ルナルナ事業部 事業部長の那須理紗が登壇しました。
「Healthtech/SUM※1」は、医療・ヘルスケア分野における最新テクノロジー(ヘルステック)とそれを活用した先進事例を紹介するグローバルカンファレンスです。世界的に医療・ヘルスケア領域のデジタル化が進む中、日本におけるヘルステックの成長を促進するため、国内外におけるヘルステックの最先端の知見が集まりイノベーションを発信する機会を提供するものです。
2023年は「Re-Generate New Tide~テクノロジーはヘルスケアを革新し得るか~」をメインテーマとし、スタートアップや産官学、各業界のキーパーソンたちが、日本、そして世界のヘルステックの最先端を様々な角度から議論しました。
セッション「教えて先輩! 2Cビジネス、そのハードシングスどう乗り越えたの?How to Conquer the Hard Things in Healthcare 2C Model」では、B2Cビジネスモデルの収益化までのハードルが高いと言われているヘルスケア業界において、スタートアップ企業2社の代表が、先輩である企業にどのように困難に打ち勝ち、B2Cでビジネスを確立するに至ったのかを尋ねました。
国内フェムテックサービスのパイオニアとして、20年以上にわたりサービスを提供している『ルナルナ』からは、収益化のハードルやその困難をどのように乗り越えたのかなどについてお話ししました。
サービスを成功するまで続けていく秘訣を聞かれると、那須からは「2000年からサービスを開始した『ルナルナ』も最初の10年くらいは、キャリアのサービスとして認めてもらうのに苦労したり、CMや広告を打つことが出来なかったりと様々な壁がありました。そのような中でも、社会環境の変化や技術の発達などにより、自社のサービスが世の中にマッチするときが来ると思うので、その時が来たらその波にすぐ乗れるように、常に準備しておくことが大切です。またあきらめないで、Try&Tryの精神でやり続けることです」と伝えました。
最後に、サービスを提供していくうえで大切にしていることについては「お客様にとって正しいことをやることを常に心がけている」とメッセージを送りました。
※1:Healthtech/SUMについて https://www.healthtechsum.jp/index.html