11月29日に長岡技術科学大学にて開催された「ダイバーシティ研究環境実現シンポジウム」にコーポレート・サポート本部 本部長 日根麻綾が登壇しました


 国立学校法人 長岡技術科学大学(以下、「長岡技科大」)では、ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型) 事業「ものづくり地方都市の持続的発展に向けたダイバーシティ環境の実現」に採択され1、仕事と生活を両立させながら、女性が能力を発揮できる環境を整える取組を実施しています。 
 今回その取り組みの一環として行われている「ダイバーシティ研究環境実現シンポジウム」に、当社コーポレート・サポート本部 本部長の日根 麻綾が登壇しました。

 

 2023年11月29日(水)に長岡技科大にて “ダイバーシティ研究環境実現シンポジウム「ビッグデータが導く革新と可能性:経済産業省が推し進めるFem Techを活用することで私たちの日常はどのように変化するのか」”が、人材の活用、定着、マネジメントなどの観点から、「健康課題」に組織はどのように取り組むべきかを考えるきっかけづくりを目指し開催されました。

 シンポジウムでは、「国内フェムテックサービスのパイオニア ルナルナの挑戦と拡大~女性の健康支援と社会へのアプローチ~」と題し、「第1部 女性の健康と取り巻く環境の変化」「第2部 女性に寄り添うルナルナの挑戦と拡大 “生理日予測”から”女性ヘルスケア”へ」「第3部 ルナルナの新たな仕組みづくり」の3つをテーマに講演をしました。
 第1部では、Femtech市場の広まりや女性のライフスタイルの変遷など環境の変化から、ホルモンによる女性の心身の状態の変化やそれに伴う健康課題までを説明しました。
 第2部では、生理日管理サービスとして始まった『ルナルナ』が、社会環境の変化や女性の声を取り入れながら、現在は家庭内妊活の支援や、ピルの服薬や婦人科受診のサポートなど、ライフステージごとに女性の健康を支援するサービスに発展を遂げた20年の道のりをお話ししました。
 第3部では、今まで個人向けのサービスとして展開してきた『ルナルナ』が今後、女性の健康を職場や自治体、医療機関など、関わる場を巻き込んで支援する仕組みづくりについてお話しました。

 会場とオンラインのハイブリット講演には、大学関係者や学生、行政や企業、一般の方など多くの方にご参加いただきました。また、質疑応答ではたくさんの質問が寄せられ、関心の高さが伺えました。
 本シンポジウムの講演が、女性のカラダの仕組みや健康課題を理解し考えるきっかけとなることで、女性だけでなく誰もが働きやすい環境づくりの一助となれば嬉しく思います。

 

  『ルナルナ』は今後も、「FEMCATION®(フェムケーション)※2」を通じて、年齢や性別を問わず誰もが、女性のカラダやココロについて正しく学べる機会を創出し、あらゆる女性たちが、より生きやすく、暮らしやすく、働きやすい社会の実現を目指します。

 

※1:ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型) 事業についてhttps://diversity.nagaokaut.ac.jp/

※2:「FEMCATION®」は(株)エムティーアイの登録商標で、FEMALE(女性)とEDUCATION(教育)を掛け合わせた造語です。

 

 

 

関連する内容