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『ルナルナ』ピルモード 監修医インタビュー

 エムティーアイが運営する、ライフステージや悩みにあわせて女性の一生をサポートする健康情報サービス『ルナルナ』は、先日新たに「ピル(OC/LEP)モード」(以下、「ピルモード」)を追加し提供を開始しました。 日常生活に支障を来すような重い月経痛は「月経困難症」といわれ、国内に推定800万人以上の患者がいるとされている女性にとって身近な疾患です。『ルナルナ』は、月経困難症の治療に効果的な低用量ピルの服薬をサポートするため「ピル服薬支援プロジェクト」を立ち上げ、その取り組みの第1弾としてアプリで服薬を支援する「ピルモード」がスタートしました。 今回は、本プロジェクトの監修医であり、長年月経困難症の患者と向き合ってきた東京大学医学部附属病院 産婦人科 准教授の甲賀先生のインタビューをお届けします。     東京大学医学部附属病院 産婦人科 准教授 甲賀かをり先生  ≪経歴≫ 1996年 千葉大学医学部卒業 東京大学医学部付属病院 産婦人科 研修医 1997年、1998年 三井記念病院、国立霞ヶ浦病院(現:独立行政法人国立病院機構霞ヶ浦医療センター) 産婦人科研修医 1999年~2002年 大学院 2000年 産婦人科専門医取得 2003年 武蔵野赤十字病院産婦人科医員 2004年 東京大学医学部付属病院 産婦人科 助手(その後助教) 2006年~2008年 豪州プリンスヘンリー研究所、米国イエール大学留学 2008年 帰国、留学生や大学院生の指導を開始 2011年 生殖医療専門医、婦人科内視鏡技術認定医取得 2013年 東京大学医学部付属病院 産婦人科 講師 病棟医長 2014年 日本内分泌学会 専門医・指導医取得 2014年 東京大学医学部付属病院 産婦人科 准教授   ●インタビュー日:2019年10月3日 長年月経困難症の治療と啓発に携わってきた医師として、医師と患者、それぞれが感じている“ピルへのハードル”を低くしたい ―どのような背景で月経困難症の啓発活動をされているのでしょうか。  私は1996年に医師になり、1999年から4年間大学院で子宮内膜症に関する研究をしてきました。その頃日本では避妊用の低用量ピルが世の中に出たばかりでしたが、海外では既に子宮内膜症や月経困難症に低用量ピルが効果的だということが論文などで証明されていました。そのため、子宮内膜症や月経困難症などの症状で来院する患者さんには充分に説明を行ったうえで、希望する人には当時は適応外使用だった低用量ピルを処方していました。そのような時代が10年ほど続き、その後、時代の波もありピルも段々と世の中に広がり始め、月経困難症や子宮内膜症に関する啓発など、社会的な活動に参加する機会も何度か頂きながらここまで来ました。臨床現場での課題などを肌で感じる経験も多く、ピルの処方、服薬には患者さん側にも医師側にも越えなければならないいくつものハードルがあることを実感しています。   ―ピル処方において、医師が感じるハードルとはどのようなものでしょうか。  医師側のハードルには、情報不足や患者さんへの説明の困難さがあると考えています。 産婦人科医と言っても様々で、お産がメインの先生もいればがん治療が専門の先生もいるため、このようなピルの啓発に関する取り組みがまだまだ届いていない人もいます。そのため、重い月経痛を抱えた女性が勇気を出して婦人科を受診しても、そこで先生に「ピルなんて副作用があるからやめた方が良い」などと言われた、というようなことも少なくありません。また、低用量ピルにベネフィットとリスクどちらも存在しているのも事実で、医師の中には患者さんが想定外の副作用で苦しむことを懸念している人も多いでしょう。患者さんへの薬剤についての説明のコツや、医師側が抱える懸念を克服していくためのヒントを提供するなど、もっと医師に向けての声掛けを強化し、先生方のハードルを下げるお手伝いができないかと常々考えています。   ―ピルの服薬に関して患者が感じるハードルとはどのようなものでしょうか。  患者さんが感じるハードルには大きく3つの段階があると考えています。 まず1つ目が、病院を受診するまでのハードルです。日常的に月経痛を抱えている女性は多くいますが、その状態が当たり前になりつつある中で、月経痛を病気と疑って婦人科を受診することは簡単ではないと思います。2つ目に、医師に症状を伝え、ピルの選択肢を提示されたときに「服薬を決断する」というハードルが生まれます。薬剤についての正しい知識がなければ、“ピル=避妊”だとか、“性に奔放な女性が飲む薬”というイメージだけが先行してしまい服薬を決断できない人もいます。また、本人に抵抗がなくても、保護者がネガティブなイメージを持っているがために薬を受け取らせないケースもあります。そして3つ目に、服薬をきちんと継続する、という段階でのハードルです。ピルは、飲み始めの初期に起こりやすい吐き気や不正出血、むくみ、血栓への恐怖などから、1錠でやめてしまう人が沢山いることが現実です。これらのハードルをなくすためにも多方面からのアプローチが必要となり、今回の『ルナルナ』との取り組みもその一環だと捉えています。  性教育に変革を。包括的な知識を若年層に伝える基盤を構築したい ―女性の健康について正しい理解を深めるために、学校教育はどうあるべきでしょうか。  根本的なアプローチを考えれば、学校教育の変革が必要だと思います。 昔から、性教育においては「いかに避妊するか」というテーマの議論は進んできた一方で、例えば「何歳まで子どもを産めるのか」、「まだ妊娠を望んでいない時期にどのようなケアをしていれば、実際に子どもを望んだときに描いているライフプランを実現できるのか」、ということを考えさせる機会が少ないのが現状ですよね。勿論、若年層の妊娠が問題になることもわかりますが、それだけがフィーチャーされすぎて、家族を持ちたいと思ったときのために必要な知識が充分に備わっていない、それを伝える基盤が欠落しているということは大きな課題です。また、少女が月経痛や月経不順を抱えていたり、無理なダイエットなどにより無月経になってしまったときに、家族や婦人科に相談すべきだという内容が教科書には載っていません。そのため、異変に気が付けるのは一部の意識の高い部活動の顧問や養護学級の教員だけで、非常に属人化した状態になっています。  私も養護の先生と性教育について話し合ったり、保健体育の教科書に記載する内容をどうすべきかを文部科学省の関係者と検討する機会があったり、学校教育に関しては強い関心を持っています。しかし、学習指導要領は10年に1度程度しか変更されないため、今すぐ抜本的な変化を望めるかというと難しく、先は長いと思います。ただ、性教育の進化を真剣に考えている医師は沢山います。  就労環境の整備はもちろん、若年層から正しい情報にたどり着ける仕組みづくりを ―ピルへのハードルを下げるための動きは既にあるとは思いますが、あと一歩先に進めるためにはどのようなことが必要でしょうか。  中高生、大学生、働く女性、それぞれに響くアプローチは異なりますので、ひとつの手段ではなかなか浸透しないだろうと考えています。例えば働いている女性は、病院に行きたくてもなかなか「月経」を理由に会社を休みにくいですよね。これが月経ではなく、目に見えるケガや不調であれば周りの人も病院へ行くように声をかけてくれると思いますが、月経痛の苦しみは本人もあまり表に出せず、月経が終われば症状もなくなってしまうため、後から「先月の月経痛がひどかったから」と受診できる人は少ないと思います。さらに、月によっては症状の重さも異なり「今月は軽いから大丈夫」などと様子を見ているうちに半年が経過していたというケースも少なくないため、症状が表れたときに堂々と休んで医療機関を受診できる環境整備が非常に大事だと思います。  若年層に関しては、月経にまつわる情報をスマートフォンやSNSで確認している人が圧倒的に多く、母親や学校の先生に相談する人は少数派のようです。ただ残念なことに、それらしいキーワードで検索しても、きちんとした医学的エビデンスに基づいた記事やサイトにたどり着ける人は少なく、診察をしていても、著名人のブログや民間療法のサイトなどに行き着き、そこに書いている情報をそのまま信じてしまう人があまりにも多いように見受けられます。情報があふれて正しい取捨選択ができないがために、診察に訪れるまでに遠回りしてしまうのだと思いますが、だからこそ、正しい情報が掲載されたサイトにきちんとたどり着けるような仕組みや工夫が必要だと考えています。   産婦人科にとって『ルナルナ』は手を組むべきパートナー ―そのような課題があるなかで、『ルナルナ』への印象はどのようなものでしたか?また、今回のピル服薬支援プロジェクトに賛同下さった理由や、期待していることを教えてください。  正直なところ、産婦人科医からすると『ルナルナ』は避妊をするために、妊娠しない日を予測するサービスだと誤解している医師は多いと思います。 サービスの責任ではないのですが、『ルナルナ』を利用している女性がアプリでの排卵日予測などを利用し、「この日は妊娠しない」と自己判断した上で性交渉を行った結果、妊娠を疑い医療機関を受診すると、それを表面的に聞いた産婦人科医が「ルナルナ=悪」という印象を抱いてしまっている現実はあると思います。私も実際にそのように思っていた時期もありましたが、女性アスリートを支援するサービス『ルナルナ...

 エムティーアイが運営する、ライフステージや悩みにあわせて女性の一生をサポートする健康情報サービス『ルナルナ』は、先日新たに「ピル(OC/LEP)モード」(以下、「ピルモード」)を追加し提供を開始しました。
 日常生活に支障を来すような重い月経痛は「月経困難症」といわれ、国内に推定800万人以上の患者がいるとされている女性にとって身近な疾患です。『ルナルナ』は、月経困難症の治療に効果的な低用量ピルの服薬をサポートするため「ピル服薬支援プロジェクト」を立ち上げ、その取り組みの第1弾としてアプリで服薬を支援する「ピルモード」がスタートしました。
 今回は、本プロジェクトの監修医であり、長年月経困難症の患者と向き合ってきた東京大学医学部附属病院 産婦人科 准教授の甲賀先生のインタビューをお届けします。

 

 

東京大学医学部附属病院 産婦人科 准教授 甲賀かをり先生

先生_正面

 ≪経歴≫

1996年 千葉大学医学部卒業 東京大学医学部付属病院 産婦人科 研修医

1997年、1998年 三井記念病院、国立霞ヶ浦病院(現:独立行政法人国立病院機構霞ヶ浦医療センター) 産婦人科研修医

1999年~2002年 大学院

2000年 産婦人科専門医取得

2003年 武蔵野赤十字病院産婦人科医員

2004年 東京大学医学部付属病院 産婦人科 助手(その後助教)

2006年~2008年 豪州プリンスヘンリー研究所、米国イエール大学留学

2008年 帰国、留学生や大学院生の指導を開始

2011年 生殖医療専門医、婦人科内視鏡技術認定医取得

2013年 東京大学医学部付属病院 産婦人科 講師 病棟医長

2014年 日本内分泌学会 専門医・指導医取得

2014年 東京大学医学部付属病院 産婦人科 准教授

 

●インタビュー日:2019年10月3日

長年月経困難症の治療と啓発に携わってきた医師として、医師と患者、それぞれが感じている“ピルへのハードル”を低くしたい

どのような背景で月経困難症の啓発活動をされているのでしょうか。

 私は1996年に医師になり、1999年から4年間大学院で子宮内膜症に関する研究をしてきました。その頃日本では避妊用の低用量ピルが世の中に出たばかりでしたが、海外では既に子宮内膜症や月経困難症に低用量ピルが効果的だということが論文などで証明されていました。そのため、子宮内膜症や月経困難症などの症状で来院する患者さんには充分に説明を行ったうえで、希望する人には当時は適応外使用だった低用量ピルを処方していました。そのような時代が10年ほど続き、その後、時代の波もありピルも段々と世の中に広がり始め、月経困難症や子宮内膜症に関する啓発など、社会的な活動に参加する機会も何度か頂きながらここまで来ました。臨床現場での課題などを肌で感じる経験も多く、ピルの処方、服薬には患者さん側にも医師側にも越えなければならないいくつものハードルがあることを実感しています。

 

ピル処方において、医師が感じるハードルとはどのようなものでしょうか

 医師側のハードルには、情報不足や患者さんへの説明の困難さがあると考えています。
 産婦人科医と言っても様々で、お産がメインの先生もいればがん治療が専門の先生もいるため、このようなピルの啓発に関する取り組みがまだまだ届いていない人もいます。そのため、重い月経痛を抱えた女性が勇気を出して婦人科を受診しても、そこで先生に「ピルなんて副作用があるからやめた方が良い」などと言われた、というようなことも少なくありません。また、低用量ピルにベネフィットとリスクどちらも存在しているのも事実で、医師の中には患者さんが想定外の副作用で苦しむことを懸念している人も多いでしょう。患者さんへの薬剤についての説明のコツや、医師側が抱える懸念を克服していくためのヒントを提供するなど、もっと医師に向けての声掛けを強化し、先生方のハードルを下げるお手伝いができないかと常々考えています。

 

ピルの服薬に関して患者が感じるハードルとはどのようなものでしょうか

先生_横 患者さんが感じるハードルには大きく3つの段階があると考えています。
 まず1つ目が、病院を受診するまでのハードルです。日常的に月経痛を抱えている女性は多くいますが、その状態が当たり前になりつつある中で、月経痛を病気と疑って婦人科を受診することは簡単ではないと思います。2つ目に、医師に症状を伝え、ピルの選択肢を提示されたときに「服薬を決断する」というハードルが生まれます。薬剤についての正しい知識がなければ、“ピル=避妊”だとか、“性に奔放な女性が飲む薬”というイメージだけが先行してしまい服薬を決断できない人もいます。また、本人に抵抗がなくても、保護者がネガティブなイメージを持っているがために薬を受け取らせないケースもあります。そして3つ目に、服薬をきちんと継続する、という段階でのハードルです。ピルは、飲み始めの初期に起こりやすい吐き気や不正出血、むくみ、血栓への恐怖などから、1錠でやめてしまう人が沢山いることが現実です。これらのハードルをなくすためにも多方面からのアプローチが必要となり、今回の『ルナルナ』との取り組みもその一環だと捉えています。 

性教育に変革を。包括的な知識を若年層に伝える基盤を構築したい

女性の健康について正しい理解を深めるために、学校教育はどうあるべきでしょうか。

 根本的なアプローチを考えれば、学校教育の変革が必要だと思います。
 昔から、性教育においては「いかに避妊するか」というテーマの議論は進んできた一方で、例えば「何歳まで子どもを産めるのか」、「まだ妊娠を望んでいない時期にどのようなケアをしていれば、実際に子どもを望んだときに描いているライフプランを実現できるのか」、ということを考えさせる機会が少ないのが現状ですよね。勿論、若年層の妊娠が問題になることもわかりますが、それだけがフィーチャーされすぎて、家族を持ちたいと思ったときのために必要な知識が充分に備わっていない、それを伝える基盤が欠落しているということは大きな課題です。また、少女が月経痛や月経不順を抱えていたり、無理なダイエットなどにより無月経になってしまったときに、家族や婦人科に相談すべきだという内容が教科書には載っていません。そのため、異変に気が付けるのは一部の意識の高い部活動の顧問や養護学級の教員だけで、非常に属人化した状態になっています。

 私も養護の先生と性教育について話し合ったり、保健体育の教科書に記載する内容をどうすべきかを文部科学省の関係者と検討する機会があったり、学校教育に関しては強い関心を持っています。しかし、学習指導要領は10年に1度程度しか変更されないため、今すぐ抜本的な変化を望めるかというと難しく、先は長いと思います。ただ、性教育の進化を真剣に考えている医師は沢山います。 

就労環境の整備はもちろん、若年層から正しい情報にたどり着ける仕組みづくりを

ピルへのハードルを下げるための動きは既にあるとは思いますが、あと一歩先に進めるためにはどのようなことが必要でしょうか

先生_下向き 中高生、大学生、働く女性、それぞれに響くアプローチは異なりますので、ひとつの手段ではなかなか浸透しないだろうと考えています。例えば働いている女性は、病院に行きたくてもなかなか「月経」を理由に会社を休みにくいですよね。これが月経ではなく、目に見えるケガや不調であれば周りの人も病院へ行くように声をかけてくれると思いますが、月経痛の苦しみは本人もあまり表に出せず、月経が終われば症状もなくなってしまうため、後から「先月の月経痛がひどかったから」と受診できる人は少ないと思います。さらに、月によっては症状の重さも異なり「今月は軽いから大丈夫」などと様子を見ているうちに半年が経過していたというケースも少なくないため、症状が表れたときに堂々と休んで医療機関を受診できる環境整備が非常に大事だと思います。

 若年層に関しては、月経にまつわる情報をスマートフォンやSNSで確認している人が圧倒的に多く、母親や学校の先生に相談する人は少数派のようです。ただ残念なことに、それらしいキーワードで検索しても、きちんとした医学的エビデンスに基づいた記事やサイトにたどり着ける人は少なく、診察をしていても、著名人のブログや民間療法のサイトなどに行き着き、そこに書いている情報をそのまま信じてしまう人があまりにも多いように見受けられます。情報があふれて正しい取捨選択ができないがために、診察に訪れるまでに遠回りしてしまうのだと思いますが、だからこそ、正しい情報が掲載されたサイトにきちんとたどり着けるような仕組みや工夫が必要だと考えています。  

産婦人科にとって『ルナルナ』は手を組むべきパートナー

そのような課題があるなかで、『ルナルナ』への印象はどのようなものでしたか?また、今回のピル服薬支援プロジェクトに賛同下さった理由や、期待していることを教えてください。

 正直なところ、産婦人科医からすると『ルナルナ』は避妊をするために、妊娠しない日を予測するサービスだと誤解している医師は多いと思います。
 サービスの責任ではないのですが、『ルナルナ』を利用している女性がアプリでの排卵日予測などを利用し、「この日は妊娠しない」と自己判断した上で性交渉を行った結果、妊娠を疑い医療機関を受診すると、それを表面的に聞いた産婦人科医が「ルナルナ=悪」という印象を抱いてしまっている現実はあると思います。私も実際にそのように思っていた時期もありましたが、女性アスリートを支援するサービス『ルナルナ スポーツ』の監修医をされている能瀬さやか先生のお話を聞いたり、実際にアプリを使ってみて、サービスの仕組みやデザインなどに触れたりしているうちに、このようなツールを上手に使うことで女性にベネフィットが生まれることがわかってきました。

 私は常々、女性が基礎体温などのヘルスデータを『ルナルナ』に限らず何らかの形で記録しておくことの重要性を患者さんに指導しています。全くリテラシーがない人は、診察の際に最終月経日や痛みなどの症状を聞いて覚えておらず問診にも時間がかかるため、私の患者さんにはきちんと記録を付けさせ、月経の何日目に痛み止めをどの程度飲んだのかなども意識してもらうようにしています。それが習慣づくことで体調の変化や傾向にも自ら気が付けるようになり、PMSなどの把握・対処にも効果的ですので、妊娠希望/避妊希望に関わらず女性にとって必要な行動だと思いますね。ケースとしては少ないですが、気胸などが月経とリンクしている人もおり、そのような関係性は記録していないとわかりづらいので、記録することで自分がいつ苦しくなるのかなどを事前に把握するきっかけにしてほしいです。医師としては、最終的にはどのような対処を行えばカラダが楽になるのを知って欲しいので、広く女性の健康を支援するためにも『ルナルナ』のようなサービスとうまく連携することは有効な手段だと思います。

「ピルモード」のここがポイント!医師と患者の新しい懸け橋に 

今回監修頂いた「ピルモード」の特徴や、臨床現場でみるべきポイントを教えてください

キャプチャ画面 患者さんの視点から考えると、「ピルモード」は、製薬企業が異なる複数の薬剤を同じアプリで記録・管理できるところが便利です。ピルの服薬期間に応じたアドバイスが表示される「今日のひとこと」も、服薬初期などに起こりやすい副作用で悩んでいる際のサポートとなりありがたいと思います。

 また、医師と患者さんが同じツールで服薬状況を確認できる点が魅力ですね。ピルを服薬したときに生じる副作用などを記録することは大変重要ですので、我々も以前から複写式の記入シートなどを利用して医師と患者さんそれぞれが保有できるようアナログで管理していました。ただ、患者さんによっては紙に数字だけ書く人もいれば、エクセルに症状などをきれいにまとめてくる人もいて、診察時に持参する記録の形式が異なることでとても見づらくなってしまうという課題がありました。「ピルモード」では、皆さんが同じアプリで記録したものを、「ルナルナ メディコ」※1を通して医師側のパソコンやタブレット端末などで確認できる機能がとても画期的です。医師と患者さんが同じ形式で閲覧できる情報をもとに会話しながら診察ができるのは、患者さんの治療に関する理解の向上にも必ずつながると思います。 

 

先生女の子

アプリによる臨床現場での新たな発見にも期待!

―「ピルモード」が与える影響として、どのようなものがあるとお考えですか。

 今回のアプリが臨床現場へ浸透することで、新たな発見が生まれることにも期待しています。例えば特定の薬剤を服薬した際の症状の傾向を、複数の患者さんを対象に横断的に統計を取ることも可能になるでしょうし、全国のクリニックでの薬剤ごとの利用者数や割合、継続率などを『ルナルナ』がデータとして出してくれれば、クリニックにとって役立つ情報になるはずです。
 患者さんに服薬を継続させるコツは、服用開始時に、あらかじめ発生し得る症状を丁寧に説明しておくことだと思います。そのためには、症状の傾向を深く理解していなくてはなりません。私たちは実際に患者さんに、むくみ、不正出血などの有無、あればその時期を詳しく聞いています。ただ、服薬何日目にはこのような症状が出る、という記録を詳細にとっている先生は少ないと思うので、臨床医の先生には、諸症状の傾向などに注目して「ピルモード」を活用して欲しいです。そのような情報が蓄積され、視覚的にも見やすくなっていくことで、目の前にいる患者さんのサポートになるのは勿論ですが、それがほかの患者さんに説明する際のエビデンスになったり、医師としての知見となったりしていけば素晴らしいですね。

今後、服薬支援のデータが蓄積されれば、学術的にも価値のあるエビデンスが出てくることも考えられますので、学会発表などの可能性もあると思います。臨床現場でどのように活躍するのか、今からわくわくしています。 

女性が自らの性を誇りに思える世の中へ

今後ピルを取り巻く環境においてどのようなことを期待していますか。

 アプリの提供にとどまらず、患者さんの“モヤモヤ”を晴らせる活動ができればと思っています。

 既にピルを服薬している人でも、不安に思っていることを医師に相談しきれていなかったり、服薬の継続効果をもっと知りたかったりと、“モヤモヤ”を抱えたままの人が沢山いると思っています。それを出来るだけクリアにするために、ピルをモヤモヤしながら服薬している人を集めて薬剤について説明をする場を設けたり、簡単な診察を行うイベントを開催できたりすれば理想的だと個人的には考えています。Webやアプリで正しい情報を提供しても、それを読むだけでは伝えきれないことも必ずあると思いますし、逆にアプリだからこそ取得できる情報もあると思います。せっかく始まったプロジェクトなので、情報をばらまいただけで終わらせるのではなく、アプリとリアルな場をうまく使ってお互いを補完しながら、一方的な発信だけではなく双方向的なコミュニケーションを実現させたいですね。

 また、ピルを飲んでいるということで周りからセクシャルアクティブな女性だと見られてしまうなど、ピルに対する偏見がまだまだ残っていると感じていますが、この風潮は女性が自らの性を誇りに思うことを阻んでしまうもので、医師としては非常に憤りを覚えます。女性であるからこそ生じるカラダの症状を日常からきちんと意識し、QOLを高めるために自己管理をしている行為が「ふしだら」と思われてしまうような社会は間違っていると思うので、今回のような取り組みを世の中に知らしめることで、月経や基礎体温の管理の延長にピルの管理も抵抗なく語られるような世の中にしていきたいです。

 本プロジェクトは、そのような理解の浸透のために役立つはずだと信じていますし、正しい認識を広く伝えていくことは、学術的な面も臨床現場も知る大学病院の医師としての役割だと思っています。

 

 

※1:『ルナルナ』で記録した月経周期や基礎体温などの健康情報をクラウドで保存し、患者の希望の上で提携している医療機関へデータを連携開示できる医師と女性をつなぐシステム

 

 

 

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妊活支援等に関する島根県と株式会社エムティーアイの連携協定締結について

          1 連携協定締結について  島根県(知事:丸山達也)と株式会社エムティーアイ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:前多俊宏 以下、エムティーアイ)は、島根県内の妊娠を望む夫婦に対する支援のより一層の充実に向け、連携・協力して取り組むため、本日、「妊活支援等に関する連携協定書」を締結しましたので、お知らせいたします。   2 協定による取り組み  本協定の締結により、妊娠を望む夫婦に不妊治療等の正しい知識や県の取り組み等を広く情報発信するなど、より一層の支援の充実を図ります。 【年度内に予定している取り組み】  ○エムティーアイが提供する女性の健康情報サービス『ルナルナ』内に島根県ページを開設し、以下の情報を提供します。   ・島根県不妊専門相談センターの紹介   ・島根県及び県内市町村が実施する不妊治療等に関する助成金情報の提供   3 法人の概要 商  号 株式会社エムティーアイ 代  表 代表取締役社長 前多 俊宏 本  社 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー35F 設  立 1996年8月12日 事業内容 女性の健康情報サービス「ルナルナ」や母子手帳アプリ「母子モ」、音楽・動画・書籍を配信する総合サイト「music.jp」などのコンテンツ配信事業   4 お問い合わせ  ○島根県:健康福祉部 健康推進課 子育て包括支援スタッフ    TEL:0852-22-6130 FAX:0852-22-6328  ○株式会社エムティーアイ:広報室   TEL:...

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1 連携協定締結について

 島根県(知事:丸山達也)と株式会社エムティーアイ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:前多俊宏 以下、エムティーアイ)は、島根県内の妊娠を望む夫婦に対する支援のより一層の充実に向け、連携・協力して取り組むため、本日、「妊活支援等に関する連携協定書」を締結しましたので、お知らせいたします。

 

2 協定による取り組み

 本協定の締結により、妊娠を望む夫婦に不妊治療等の正しい知識や県の取り組み等を広く情報発信するなど、より一層の支援の充実を図ります。

【年度内に予定している取り組み】

 ○エムティーアイが提供する女性の健康情報サービス『ルナルナ』内に島根県ページを開設し、以下の情報を提供します。

  ・島根県不妊専門相談センターの紹介

  ・島根県及び県内市町村が実施する不妊治療等に関する助成金情報の提供

 

3 法人の概要

商  号

株式会社エムティーアイ

代  表

代表取締役社長 前多 俊宏

本  社

東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー35F

設  立

1996年8月12日

事業内容

女性の健康情報サービス「ルナルナ」や母子手帳アプリ「母子モ」、音楽・動画・書籍を配信する総合サイト「music.jp」などのコンテンツ配信事業

 

4 お問い合わせ

 ○島根県:健康福祉部 健康推進課 子育て包括支援スタッフ

   TEL:0852-22-6130 FAX:0852-22-6328

 ○株式会社エムティーアイ:広報室

  TEL: 03-5333-6755  FAX: 03-3320-0189

  E-mail: mtipr@mti.co.jp  URL: https://www.mti.co.jp

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治療サポートコース_服薬画面_2

『ルナルナ 体温ノート』の「治療サポートコース」に服薬管理機能を追加!

  本日(2019/10/16)、下記のトピックを発信しました。 『ルナルナ 体温ノート』の「治療サポートコース」に服薬管理機能を追加!~アプリで服薬をサポートし、不妊治療中の患者の負担を軽減~...
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『ルナルナ』に新たに「ピルモード」が誕生し、服薬支援がスタート!

 (株)エムティーアイが運営する、ライフステージや悩みにあわせて女性の一生をサポートする健康情報サービス『ルナルナ』は、低用量ピル※1の服薬支援を目的に、新たに「ピル(OC/LEP)モード」を開発し、9月26日(木)より提供を開始します。 「ピルモード」は、月経困難症※2を抱える女性を対象に、その症状の軽減に効果のある低用量ピルの服薬継続をアプリによってサポートします。女性のQOL※3に大きく影響を及ぼす月経困難症の治療を支援する仕組みを構築・提供することで、女性が健康で明るく活躍できる社会の実現を目指します。   ◆実は現代女性に身近な“月経困難症”。その治療薬としての低用量ピルの認識とは…?  厚生労働省によると、ライフスタイルの変化によって女性の晩婚・晩産化が進み、出産回数が減少していることなどから、生涯における月経回数は飛躍的に増加しています。月経回数の増加は婦人科系疾患の発症に深く関わっており、その中でも月経困難症は国内に推定800万人以上※4の患者がいるとされ、女性にとって生活の質や将来の妊娠などにも影響を及ぼす可能性のある身近な疾患のひとつです。 月経困難症は、低用量ピルの服薬により症状の軽減・改善が期待できますが、患者が婦人科を受診するまでのハードルが高いという課題があります。『ルナルナ』で行った調査※5によると、半数以上の女性が日常生活に支障をきたすような重い月経痛を経験したことがあるにも関わらず、実際に婦人科を受診し低用量ピルを服薬したことのある女性は3割以下にとどまるなど、ピルによる治療が浸透していない現状が分かりました。また、低用量ピルによる治療を開始しても、服薬初期に起こりやすい吐き気や頭痛などの諸症状により自己判断で服薬を中止する患者も2割弱おり、服薬が定着しづらいという実態も明らかになりました。   ◆臨床現場でも使えるアプリと連携し、患者が抱える服薬の不安を医師がサポート  このような背景を受けて今回提供を開始する「ピルモード」は、『ルナルナ』の「避妊希望ステージ」に新たに追加された機能で、開発には東京大学医学部附属病院 産婦人科 甲賀かをり准教授が監修医として携わっています。 本機能では、服薬や通院のスケジュール管理のほか、服薬期間に応じたメッセージ通知、薬や疾患に関する医師監修のコラム配信などを通じて、ピルの服薬における不安を和らげ、安心して服薬を継続できる環境をサポートします。 また、医療施設側は「ルナルナ...

 (株)エムティーアイが運営する、ライフステージや悩みにあわせて女性の一生をサポートする健康情報サービス『ルナルナ』は、低用量ピル1の服薬支援を目的に、新たに「ピル(OC/LEP)モード」を開発し、9月26日(木)より提供を開始します。
 「ピルモード」は、月経困難症※2を抱える女性を対象に、その症状の軽減に効果のある低用量ピルの服薬継続をアプリによってサポートします。女性のQOL※3に大きく影響を及ぼす月経困難症の治療を支援する仕組みを構築・提供することで、女性が健康で明るく活躍できる社会の実現を目指します。

 

◆実は現代女性に身近な“月経困難症”。その治療薬としての低用量ピルの認識とは…?生理痛実態

 厚生労働省によると、ライフスタイルの変化によって女性の晩婚・晩産化が進み、出産回数が減少していることなどから、生涯における月経回数は飛躍的に増加しています。月経回数の増加は婦人科系疾患の発症に深く関わっており、その中でも月経困難症は国内に推定800万人以上4の患者がいるとされ、女性にとって生活の質や将来の妊娠などにも影響を及ぼす可能性のある身近な疾患のひとつです。
ピルの服薬状況 月経困難症は、低用量ピルの服薬により症状の軽減・改善が期待できますが、患者が婦人科を受診するまでのハードルが高いという課題があります。『ルナルナ』で行った調査5によると、半数以上の女性が日常生活に支障をきたすような重い月経痛を経験したことがあるにも関わらず、実際に婦人科を受診し低用量ピルを服薬したことのある女性は3割以下にとどまるなど、ピルによる治療が浸透していない現状が分かりました。また、低用量ピルによる治療を開始しても、服薬初期に起こりやすい吐き気や頭痛などの諸症状により自己判断で服薬を中止する患者も2割弱おり、服薬が定着しづらいという実態も明らかになりました。

 

◆臨床現場でも使えるアプリと連携し、患者が抱える服薬の不安を医師がサポートTOP

 このような背景を受けて今回提供を開始する「ピルモード」は、『ルナルナ』の「避妊希望ステージ」に新たに追加された機能で、開発には東京大学医学部附属病院 産婦人科 甲賀かをり准教授が監修医として携わっています。
 本機能では、服薬や通院のスケジュール管理のほか、服薬期間に応じたメッセージ通知、薬や疾患に関する医師監修のコラム配信などを通じて、ピルの服薬における不安を和らげ、安心して服薬を継続できる環境をサポートします。
 また、医療施設側は「ルナルナ メディコ」との連携により、患者が記録した服薬状況や症状データを閲覧できるため、より個人の状況に寄り添った診療が可能となります。アプリと医師が連携して服薬をサポートすることで、低用量ピルの適正な服薬の継続が期待できます。

 

≪「ピルモード」の主な機能一覧≫ 

・服薬・症状の記録、振り返り

・服薬・通院のスケジュール管理

・服薬期間に応じたメッセージ通知

・服薬や疾患に関する医師監修のコラムの閲覧

・記録した服薬状況の医師への提示

※診察時に服薬状況を提示できる医師は、「ルナルナ メディコ」提携医療施設に限ります。

 

≪監修医コメント≫

東京大学医学部附属病院 産婦人科 准教授 甲賀かをり先生

 避妊用甲賀先生ピル(OC)や、生理痛緩和・子宮内膜症治療のためのエストロゲンプロゲスチン(LEP)製剤は、避妊効果も治療効果も高くとても良い薬です。一方、毎日決まった時間に飲まないと効果が下がってしまう、吐き気や血栓などの副作用を心配する服薬者が多い、などの理由で、せっかくの良い薬を効果的に服薬できなかったり途中でやめてしまったりする女性も多いです。

 今回の服薬支援プロジェクトは、そんな女性のために少しでも役立つようデザインしています。多くの女性がOC・LEPを正しく服薬し、恩恵にあずかることを期待しています。

 

 

 今後も『ルナルナ』は、ピルモードで得られた知見やノウハウをもとに、さらなる女性の健康サポートにつながるサービスを提供していきます。また、健康診断結果や体のデータ、服薬情報などのデータ連携が可能な医療・ヘルスケアのプラットフォームを構築し、人々の健やかな生活と、より便利でシームレスな医療サービスが受けられる社会の発展に貢献することを目指します。

 

※1:合成された卵胞ホルモン(エストロゲン:E)と黄体ホルモン(プロゲスチン:P)の2つのホルモンが含まれた薬で、エストロゲンの量が50μg未満のもの。「ピルモード」では、一部、超低用量ピルの服薬もサポートします。

※2:月経中に起こる激しい痛みなどの病的症状。月経直前、あるいは開始とともに症状が発現し、月経の終了前あるいは終了とともに消失するのが一般的。おもに下腹痛、腹痛など疼痛を主症状として現れる症候群を指す。

※3:Quality of Lifeの略。個人が生きるうえで感じる日常生活の充実度や満足度の概念。

※4:総務省統計局人口推計より。(2012年10月1日現在)

※5:『ルナルナ』によるアンケート 調査実施期間:2019年9月10日~13日、調査対象:10代~50代以上の女性 5,510名 

 

ルナルナロゴ
サイト名:ルナルナ®
概要:ライフステージや悩みにあわせて女性の一生をサポートする健康情報サービス

<無料コース>
生理日予測を始めとする、女性のカラダとココロの健康管理サービス。
過去の生理日から生理日・排卵日を予測し、日々の体調変化をお知らせします。

<ベーシックコース>
デリケートな女性のカラダとココロの健康情報サービス。
生理日管理に加えて、あなたにあったカラダやお肌、ココロの状態を365日サポートします。

<ファミリーコース/プレミアムコース>
妊活から妊娠・出産までを独自の予測ロジックやアドバイスでサポートするサービス。
妊娠しやすいタイミングを「仲良し日」としてお知らせし、妊活を手厚くサポートします

課金額(税抜):ベーシックコース:月額180円 ファミリーコース:月額300円 プレミアムコース:月額370円
アクセス方法:『ルナルナ』で検索


※『ルナルナ』は(株)エムティーアイの登録商標です。  

 

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『ルナルナ』が日本受精着床学会にてランチョンセミナーを行いました!

ライフステージや悩みにあわせて女性の一生をサポートする健康情報サービス『ルナルナ』は、8月1日(木)に開催された「第37回...

ライフステージや悩みにあわせて女性の一生をサポートする健康情報サービス『ルナルナ』は、8月1日(木)に開催された第37回 日本受精着床学会総会・学術講演会において、ランチョンセミナー「生殖医療と患者支援の最前線」をナノキャリア株式会社(千葉県柏市、代表取締役社長:中冨一郎、以下「ナノキャリア」)と共催しました。

セミナーの座長は、「治療サポートコース(『ルナルナ体温ノート』アプリ内課金)」の監修医でもある山王病院の堤治院長が務め、会場には医師、培養士、看護師を中心に約200名が集い、最新の不妊治療の事例や患者側の課題に耳を傾けていました。

学会チラシ

■ 不妊治療患者は年々増加…。不妊治療のサポートのためにできること

日本産科婦人科学会の調査によると、国内では2016年に体外受精によって5万人以上の子どもが誕生し、総出生数から考えると18人に1人の割合となります。※1この数字は年々増加傾向にあり、晩婚化や晩産化を背景に不妊治療を受ける人が増加していると考えられています。また、諸外国と比較しても体外受精の実施件数は世界最多※2です。

今回の学術講演会では「Reproductive Diversity:生殖の多様性を探求する」をメインテーマに開催され、『ルナルナ』はナノキャリアと、「生殖医療と患者支援の最前線」をテーマにしたランチョンセミナーを共催し、最新の不妊治療と、アプリでサポートする不妊治療の可能性と展望についての講演を実施しました。

 

■ 「不妊治療×アプリ」でもっと医師と患者の距離を縮めたい

kawaiセミナー前半は、医療法人財団順和会山王病院 リプロダクション・婦人科内視鏡治療センター副部長の久須美真紀先生が登壇し、「難治性不妊に対するPRP療法の実際と成果」についての講演を行い、後半に、医療法人鉄蕉会 亀田IVFクリニック幕張の川井清考院長が「不妊治療に特化した患者向けアプリの開発とその実際」のテーマで登壇しました。

亀田IVFクリニック幕張では、『ルナルナ』で記録した情報を患者の同意のもと提携病院に提示できるシステムルナルナ メディコを導入しています。川井先生からは、スマートフォンでの月経周期や排卵日予測、基礎体温の記録・管理が患者にとって身近になってきている現状が説明され、今後は医療者側もこのようなアプリを上手く活用することで、患者個人のニーズや状況に寄り添った治療を提供できる可能性が語られ、多くの参加者がうなずいている様子が見られました。

講演中は、不妊治療の記録・管理支援に特化したアプリ、「治療サポートコース(『ルナルナ体温ノート』アプリ内課金)」の開発に伴い実施した意識調査※3も紹介され、不妊治療の内容を記録している患者の方が、治療に関して納得度および理解度が高いことや、治療の記録・管理を行っていない患者の約6割が潜在的に治療の記録をしたいというニーズはあるものの、手間や複雑さがハードルになっている現状が示されました。

また、不妊治療患者の約9割は、治療について理解するためにインターネットからの情報収集を行っているという調査結果に対し、川井先生からは、婦人科医療になじみのない患者がその中から正しい情報を選択することは容易ではなく、場合によっては誤った情報が原因で医師による患者指導が困難になる可能性が提示されました。だからこそ、医師監修のアプリなどで正しい情報を配信することで、治療に関する患者のリテラシーを高めていくことが重要だと、患者側と医療者側の視点を交えながら話し、会場の共感を呼んでいました。

 

■ 参加者からは「新しい発見」の声。『ルナルナ』はさらなる医療機関との連携を目指して…!

ルナうさランチョンセミナーのアンケートでは、『ルナルナ』のアプリで不妊治療をサポートできること対して肯定的な意見も多く、「アプリによって、患者の治療への理解は深まると感じましたか」という質問に対しては、「とても感じた」「感じた」を合わせると約9割の参加者がその可能性を感じてくれているという嬉しい結果となりました。また、自由回答では、アプリによって不妊治療をサポートする取り組みが行われていたことに驚く声が多く、本セミナーが新しい発見につながったという意見が寄せられました。

 

「全ての女性の幸せの実現に貢献する」をミッションとして掲げている『ルナルナ』は、今回のランチョンセミナーで寄せられた医療現場の声や、得た知見をもとに、今後より医療者と患者双方の負担を軽減し、一人でも多くの人の不妊治療をサポートできるよう「治療サポートコース」のサービス改善を図ります。また、「ルナルナ メディコ」とも連携し、より充実した診察・診療時間の実現や、個人の状況に寄り添った不妊治療の一助となることを目指します。

 

 

 

 

※1:日本産科婦人科学会 平成29年度倫理委員会 登録・調査小委員会報告より

※2:国際生殖補助医療監視委員会〈ICMART〉の2016年の調査より

※3:『ルナルナ』によるアンケート 調査対象:不妊治療の経験がある20~49歳の女性1,101名 調査実施期間:2019年6月14日~19日

 

 

 

★ランチョンセミナーの詳細はこちら:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000589.000002943.html

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日本周産期・新生児医学会学術集会にて、『ルナルナ』が携わった研究がポスター展示されました

 2019年7月13日(土) から7月15日(月)にかけて、長野県松本文化会館にて第55回日本周産期・新生児医学会学術集会(http://jspnm55.umin.jp/)が開催され、妊娠・出産・育児に関する悩みをママ同士で相談できるアプリ『ルナルナ ベビー』が携わった「周産期うつ病とインタ-ネットヘルスリテラシーに関する大規模WEB...

 2019年7月13日(土) から7月15日(月)にかけて、長野県松本文化会館にて第55回日本周産期・新生児医学会学術集会http://jspnm55.umin.jp/)が開催され、妊娠・出産・育児に関する悩みをママ同士で相談できるアプリ『ルナルナ ベビー』が携わった「周産期うつ病とインタ-ネットヘルスリテラシーに関する大規模WEB アンケート研究」についての結果がポスター展示されました。

 

※「周産期」とは、妊娠22週から出生後7日未満までのことで、合併症妊娠や分娩時の新生児仮死など、母体・胎児や新生児の生命に関わる事態が発生する可能性が高くなる期間です。

 

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 本学会は「健康寿命延伸は周産期から」を今年度のメインテーマとし、妊婦や胎児、新生児の健康、それらを支える社会の仕組みについて多くの講演や研究発表が行われました。その中で『ルナルナ ベビー』は、淀川キリスト教病院 産婦人科と、東京大学大学院医学系研究科 公共健康医学専攻 臨床疫学・経済学の医師らが行った調査に、ユーザーアンケートを通じて協力しました。
 同調査では、妊産婦の女性の半数近くが「周産期うつ病」に対する不安を感じているということや、「周産期うつ病」についての情報は、医療機関よりもインターネットから取得している人が多いことなどが明らかになっています。

 今回の調査結果をもとに、当社は今後も女性の健康情報サービス『ルナルナ』や母子手帳アプリ『母子モ』を筆頭に、産婦人科医療をとりまくあらゆるサービスの提供・連携を視野に入れ、一人でも多くの人が安心して子どもを産み育てることのできる社会の構築を目指します。

 

PDF★詳しい発表内容はこちら

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『ルナルナ』の不妊治療サポートコースが本格始動! 治療の全体像をアプリで“見える化”し、不妊治療を一歩先へ

 (株)エムティーアイが運営する、体調管理や妊活を考える女性のための基礎体温記録アプリ『ルナルナ 体温ノート』は、iOS版にて4月より提供している、不妊治療の記録・管理を支援する「治療サポートコース」へこの度新たな機能を追加し、サービスを本格スタートします。本コースでは、不妊治療の内容や検査結果、治療費の記録など、煩雑なデータ管理における負担を軽減し、治療の振り返りや今後の方針決定をサポートします。開発には、医療法人財団順和会...

 (株)エムティーアイが運営する、体調管理や妊活を考える女性のための基礎体温記録アプリ『ルナルナ 体温ノート』は、iOS版にて4月より提供している、不妊治療の記録・管理を支援する「治療サポートコース」へこの度新たな機能を追加し、サービスを本格スタートします。本コースでは、不妊治療の内容や検査結果、治療費の記録など、煩雑なデータ管理における負担を軽減し、治療の振り返りや今後の方針決定をサポートします。開発には、医療法人財団順和会 山王病院(以下、山王病院)の堤 治院長が監修医として携わり、臨床現場の声を生かすことで実際の治療に寄り添った機能を充実させ、患者の負担軽減を目指します。
 また、本サービスの提供に伴い、8月1日(木)から開催される第37回 日本受精着床学会総会・学術講演会において、「生殖医療と患者支援の最前線」をテーマに、不妊治療に特化したアプリの可能性と展望についてのランチョンセミナーを行います。

第37回 日本受精着床学会総会・学術講演会について:http://jsfi37.umin.jp/

◆患者の6割以上が行っている治療履歴の記録・管理。記録の有無によって治療への理解度にも差!

 

rikainosa 不妊治療を経験したことのあるルナルナユーザー1,100名以上を対象とした調査1では、6割以上が治療内容やかかった費用・期間などについて何らかの形で記録・管理をしていることが明らかになっています。記録の目的として最も多いのが「治療にかかった費用を把握するため」で、次いで「治療について自身の理解を深めるため」、「治療の影響や効果を把握するため」が続き、これらの記録は患者にとって自分の受けている治療と向き合うために必要な作業であることがわかります。
 実際に治療への理解度を比較してみると、治療を記録・管理している人は約6割が治療について「十分理解・納得できている」と回答したのに対して、記録をしていない人は約5割にとどまるなどの差が表れています。
 また、記録をつけていない女性からは、「記録・管理はしたいが、手間がかかりそう」、「記録・管理はしたいが、難しそう」という声があり、多くの人が治療の記録について意欲をみせるものの、煩雑な治療内容や細かい費用などの記録・管理にハードルを感じている実態が明らかになりました。

★意識調査の結果について、詳しくはこちら:https://sp.lnln.jp/service/lnln_voice2019.pdf

 

◆不妊治療を“見える化”することで、治療と向き合う患者をサポート!

new_kanri このような背景を受け、『ルナルナ 体温ノート』は、生理日や基礎体温、体調、性交渉日などの記録や通院予約に加え、治療の検査結果、診察内容、治療費などを負担なく記録できる「治療サポートコース」を提供しています。
 本コースでは治療内容を“見える化”し、不妊治療の全体像を捉えることで、より患者が望む治療を選択しやすい環境づくりをサポートします。また、山王病院の堤院長が監修する妊娠や不妊治療に関する基礎知識のコラムなど信頼性の高い情報を提供することで、治療に関する知識を広げ、患者の不安の軽減を図ります。

 ≪「治療サポートコース」の主な機能一覧≫ 

・通院日記録  

・治療費の記録  

・医師監修の妊娠・不妊治療の基礎知識コラム

・カレンダー(通院予定の管理、治療の振り返りが可能)            

・検査内容の記録・振り返り(有料コースのみの機能)      

・治療結果の記録・振り返り(有料コースのみの機能)

 

 

 

 

 

  今後は、『ルナルナ』で記録した情報を提携病院に提示できるシステム「ルナルナ メディコ」を活用し、不妊治療に関する情報を患者の同意のもと医師が閲覧できるようにすることで、患者と医師双方の負担を軽減し、より充実した診察・診療時間の実現を図ります。さらに、治療記録やそれに伴う費用・期間などの情報を元に、同じような治療ステータスの利用者に治療・費用のシミュレーションの提供を予定しており、治療を受ける患者の不安や負担をやわらげ、より一人ひとりの状況に寄り添った不妊治療の一助となることを目指します。 

<受精着床学会でのセミナー開催について>

学会チラシ

  8月1日(木)から2日(金)にかけて開催される「第37回 日本受精着床学会総会・学術講演会」において、8月1日(木)に山王病院の堤院長が座長を務めるランチョンセミナー「生殖医療と患者支援の最前線」2をナノキャリア株式会社(千葉県柏市、代表取締役社長:中冨一郎)と共催します。セミナーでは、医療法人鉄蕉会 亀田IVFクリニック幕張の川井清考院長が「不妊治療に特化した患者向けアプリの開発とその実際」というテーマで、臨床現場における本サービスの存在意義や可能性について登壇します。

 

 

 

 

 

 

 

 

※1:『ルナルナ』によるアンケート 

調査対象:不妊治療の経験がある20~49歳の女性1,101名 調査実施期間:2019年6月14日~19日

※2:本講演は第37回日本受精着床学会総会・学術講演会の1セッションであり参加には学会への参加登録(当日受付)が必要です。

 

体温ノート アイコン

サービス名:ルナルナ 体温ノート
月額料金(税込):通常コース:無料、治療サポートコース:月額 580円 ※一部機能は無料でご利用いただけます
アクセス方法
App Store、Google Playで『ルナルナ 体温ノート』で検索
対応OS: Android 6.0以上、iOS 8.0以上

治療サポートコースの詳細はこちら:https://sp.lnln.jp/service/lnln_infertility_treatment_support

※治療サポートコースの有料機能は iOSのみ対応となります

  
※『ルナルナ』は(株)エムティーアイの登録商標です。

※Google Play、Androidは、Google Inc.の商標または登録商標です。  

※AppStoreは、Apple Inc.のサービスマークです。

※iOS は、米国およびその他の国におけるCisco社の商標または登録商標です。

 

 

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『ルナルナ』に、大分県民の妊活をサポートする“大分県特設ページ”をオープン!

  大分県 株式会社エムティーアイ  大分県(知事:広瀬 勝貞)と、株式会社エムティーアイ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:前多...

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大分県

株式会社エムティーアイ

 大分県(知事:広瀬 勝貞)と、株式会社エムティーアイ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:前多 俊宏 以下、エムティーアイ)は、エムティーアイが運営する女性の健康情報サービス『ルナルナ』を活用し、大分県内の妊娠を望む夫婦をサポートすることを目指し、7月17日(水)よりサービス内に“ルナルナ×大分県 特設ページ”を設け、妊娠・出産・不妊に関する情報提供を開始します。
 大分県とエムティーアイは、2018年12月に県内の妊娠を望む夫婦に対する支援の充実を目的とした連携協定を締結し、今回の特設ページ開設は連携施策の第一弾となります。『ルナルナ』内に県民専用のページを設けることで、妊娠を希望する県民が健康情報の管理だけでなく、不妊治療に関する県・市町村の取り組みなどを知ることができ、早期不妊治療の開始や、妊娠・不妊に関する支援制度の活用促進が期待できます。

 

大分県×ルナルナのコラボレーションで、県民が抱える不安をサポート

 

アンケート結果 特設ページのオープンに先立ち、大分県と『ルナルナ』は「妊娠・出産・不妊治療に関する共同調査」1を行いました。調査結果では、子どもを望む大分県の女性が抱える妊娠や不妊治療に関する不安が明らかになっています。
 また、不妊検査・治療の経験がない女性へ不妊の問題についてどのように感じているかを聞いたところ、「いつか自分にも関係する可能性のある問題だと感じる」46.2%、「今の自分にとって関係のある身近な問題だと感じる」16.0%となり、6割以上が不妊を自分事として捉えているという関心の高さがうかがえました。
 このような背景を受け、今回の特設ページ内では、不妊に関する相談窓口や、県の助成金制度などを周知し、より一層の支援の充実を図ります。また、簡単な情報を入力するだけで自分が利用できる可能性のある不妊治療費等助成制度を自動的に案内するツールを提供するなど、県や市町村が実施する助成制度を、より身近で活用しやすいものにします。

※1:『ルナルナ』内で実施、調査期間:2019年6月21日~30日、回答数:10代~50代以上の女性 15,646名、その内大分県在住のルナルナユーザー150名。アンケートの詳細は県のHPにてご確認いただけます。 URL:http://www.pref.oita.jp/site/funinpotal/

 

≪“ルナルナ×大分県 特設ページ”を開設≫

大分コラボTOP・県や市町村の助成金制度の周知

・不妊に関する相談窓口の紹介

・県内の指定医療機関情報の掲載

※「ルナルナ×大分県 特設ページ」は『ルナルナ』(アプリ版、WEB版)及び基礎体温記録アプリ『ルナルナ 体温ノート』の「地域情報」メニューより確認できます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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<無料コース>
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デリケートな女性のカラダとココロの健康情報サービス。生理日管理に加えて、あなたにあったカラダやお肌、ココロの状態を365日サポートします。
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ファミリーコース:月額300円 プレミアムコース:月額370円
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『ルナルナ』と国立成育医療研究センターが共同研究を開始

 ライフステージに合わせて女性の一生をサポートする健康情報サービス『ルナルナ』を運営する株式会社エムティーアイ(東京都新宿区、代表取締役社長:前多...

 ライフステージに合わせて女性の一生をサポートする健康情報サービス『ルナルナ』を運営する株式会社エムティーアイ(東京都新宿区、代表取締役社長:前多 俊宏)は、この度国立成育医療研究センター(東京都世田谷区、理事長:五十嵐 隆)の分子内分泌研究部 鳴海 覚志室長、社会医学研究部 森崎 菜穂室長らのグループと、女性ヘルスケア・ビッグデータ解析における共同研究を開始します。
 本研究は、日本医療研究開発機構(AMED)の事業である、女性の健康の包括的支援実用化研究事業(Wise)「プレコンセプションの女性に着目した疾患予防に関する総合的ケア方法の確立」の一環として行われます。『ルナルナ』が保有する月経周期や基礎体温など、女性の健康データを活用し、臨床医学・社会医学の観点から女性のヘルスケア領域における新たな知見の創出を図ります。

 

◆研究の背景

 『ルナルナ』は、サービスに蓄積されているユーザーの月経周期と排卵日のビッグデータを解析し、従来定説とされてきたオギノ式1をベースに独自の予測ロジック2を確立し、より精度の高い排卵日予測や「仲良し日(妊娠可能性の高い日)」の提供を行っています。現在『ルナルナ』のサービス上では年間約27万人から妊娠報告があるなど、サービスを通じて利用者の妊娠をサポートしています。3
 
国立成育医療研究センターは、病院と研究所が一体となり、健全な次世代を育成するための医療と研究を推進する施設として、成育医療の情報を集積し社会に向けて発信することを基本方針に、生殖医療や胎児医療、周産期医療などを含む成育医療のモデル医療や、高度先駆的医療を提供しています。
 今回、『ルナルナ』のビッグデータをもとに、一人でも多くの挙児希望の実現や、より個人に合った健康管理を支援するため、国立成育医療研究センター研究所の鳴海 覚志室長、森崎 菜穂室長らのグループと、『ルナルナ』に記録されている女性の健康データを活用した共同研究を開始します。

 

◆研究の概要

 本研究は月経、基礎体温、妊娠経過、出産および出生児の状態の記録など『ルナルナ』に蓄積されているデータのうち、量や質に関して一定基準を満たした最大50万人分の匿名化処理済みのデータについて、国立成育医療研究センターで統計解析、結果解釈、成果公開などを行います。

 

研究のポイント・目的

・月経、基礎体温、妊娠などに関する国内最大級のデータを利用し、産婦人科医と医学研究者からなるチームが分析を行います。

・これまで十分なデータがなかった「月経周期は年齢によりどう変化するのか?」「妊娠しやすさに影響を与える要素は何か?」といった女性ヘルスケアの身近な疑問の解明を目指します。

・妊娠経過・出産結果・出生時体格に関して、どのような要素がどう関係しているのか、解明を目指します。

 

◆本研究における『ルナルナ』利用者からのデータ提供について

 『ルナルナ』ではサービス利用時に、新たなサービス開発や機能向上などを目的とする利用者のデータ利用についての同意は完了していますが、本研究において自身のデータ提供を希望しない場合、改めて利用規約の該当部分における同意の撤回が可能です。
 同意の撤回についての詳細は、以下のQRコード、もしくはURLから確認できます。

 

QRコード

 ≪QRコードが読み込めない場合はこちら≫

https://pc.lnln.jp/pages/lnln_ncchd/html/info.html

『ルナルナ』および旧サービス『ルナルナ マタニティ』の利用経験がある人が対象となります。『ルナルナ』アプリ、『ルナルナ 体温ノート』、『ルナルナ ベビー』、『ルナルナ スポーツ』の「お知らせ」メニューからも確認可能です。

 

 

 今後も『ルナルナ』は、本研究結果で得られた知見やノウハウをもとに、さらなる女性の健康サポートにつながるデータ解析・研究を行うことで、サービスの価値向上を実現し、ユーザーへ還元していくことを目指します。

 

※1:産婦人科医であった荻野久作医師によって昭和初期に考案された排卵周期を算出する方法。平均月経周期から予測される次回の月経開始日から14日前を排卵日とする。

※2:特許取得済み。本ロジックに関する論文が、2017年11月17日の「Journal of Medical Internet Research」に掲載。論文掲載ページ:http://www.jmir.org/2017/11/e391

※3:2018年(集計期間:2018年1月1日~12月31日 )に『ルナルナ』サービス内で「妊娠中ステージ」(妊娠中の利用者の健康サポートを目的とした利用ステージ)に切り替えがあったのべアカウント実績。集計対象は、期間中に『ルナルナ』(アプリ/有料webサイト)、『ルナルナ 体温ノート』を利用したユーザー。一定期間以上のステージの継続が認められなかったアカウントは除く。

 

 

 

ルナルナロゴ
サイト名:ルナルナ®
概要:ライフステージや悩みにあわせて女性の一生をサポートする健康情報サービス

<無料コース>
生理日予測を始めとする、女性のカラダとココロの健康管理サービス。
過去の生理日から生理日・排卵日を予測し、日々の体調変化をお知らせします。

<ベーシックコース>
デリケートな女性のカラダとココロの健康情報サービス。
生理日管理に加えて、あなたにあったカラダやお肌、ココロの状態を365日サポートします。

<ファミリーコース/プレミアムコース>
妊活から妊娠・出産までを独自の予測ロジックやアドバイスでサポートするサービス。
妊娠しやすいタイミングを「仲良し日」としてお知らせし、妊活を手厚くサポートします

課金額(税抜):ベーシックコース:月額180円 ファミリーコース:月額300円 プレミアムコース:月額370円
アクセス方法:『ルナルナ』で検索


※『ルナルナ』は(株)エムティーアイの登録商標です。  

 

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『ルナルナ』が日本産婦人科学会の学術講演会へブースを出展しました

 毎年春に行われる日本産科婦人科学会学術講演会は、日本全国から医師や関連企業が集まり、産婦人科領域の学術的演題や、臨床的な教育プログラムなどをもとに未来の医療を考えるイベントです。第71回目を迎える今年は「真理の追究」をメインテーマに、4月11日(木)から14日(日)までの4日間、名古屋国際会議場で行われました。 今回、学会のブースにおいて女性の健康情報サービス『ルナルナ』も出展しましたので、その様子をお届けします。      ここ数年、『ルナルナ』では医師と女性をつなぎ両者の懸け橋となれるよう、ICTを活用した妊活支援や産婦人科における診察・診療のサポートとなるサービスの提供に力を入れています。そんな『ルナルナ』のブースでは、『ルナルナ』で記録した月経周期や基礎体温などの情報を診察時に医療機関へ連携することで、スムーズでより個人に合った診察をサポートする「ルナルナ...

 毎年春に行われる日本産科婦人科学会学術講演会は、日本全国から医師や関連企業が集まり、産婦人科領域の学術的演題や、臨床的な教育プログラムなどをもとに未来の医療を考えるイベントです。第71回目を迎える今年は「真理の追究」をメインテーマに、4月11日(木)から14日(日)までの4日間、名古屋国際会議場で行われました。
 今回、学会のブースにおいて女性の健康情報サービス『ルナルナ』も出展しましたので、その様子をお届けします。

 

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 ここ数年、『ルナルナ』では医師と女性をつなぎ両者の懸け橋となれるよう、ICTを活用した妊活支援や産婦人科における診察・診療のサポートとなるサービスの提供に力を入れています。そんな『ルナルナ』のブースでは、『ルナルナ』で記録した月経周期や基礎体温などの情報を診察時に医療機関へ連携することで、スムーズでより個人に合った診察をサポートする「ルナルナ メディコ」や、『ルナルナ』と連携したクラウド電子カルテ『CLIPLA Luna(クリプラ ルナ)』の紹介を行いました。

 ブースには医師や学生など幅広い立場の人が訪れ、多くの医師から「『ルナルナ』を使っている患者さん、多いですよ」などの声をかけられました。また、学生の来場者は「ルナルナ メディコ」や『CLIPLA Luna』に目をとめ、「最近はこのようなサービスがあるんですね」と言葉を交わすなど、関心の高さがうかがえました。
 前年度に同学会に出展したときと比較すると、医師から『ルナルナ』を知っているよ、と声をかけてもらう頻度も高くなっており、少しずつ産婦人科の領域で『ルナルナ』の認知度が高まっていることが実感できました!
 また、「書き込み機能が欲しい」といった具体的な要望も頂いたり、今後は不妊治療の管理に特化したコースの提供も予定していることを案内すると、それに関しても期待の声を寄せて頂いたりと、臨床現場のニーズを知る機会にもつながり収穫の多い4日間となりました。

 

 当社は、今回の学会で得た知見や医療機関側の声をもとに、今後『ルナルナ』に限らず、母子手帳アプリ『母子モ』やオンライン診療サービス『CARADA オンライン診療』などの産婦人科医療をとりまくあらゆるサービスの連携を視野に入れています。利用者が一つのIDで健康診断の結果や体のデータ、服薬情報の記録・管理、オンライン診療や医療機関の予約などをワンストップで行えるような、シームレスでより便利な医療サービスが受けられる社会の構築を目指します。

 

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