Social Design Insight 社会挑戦インタビュー

生命の連鎖から
未来社会を考える

顧問
中井 徳太郎 Tokutaro Nakai

21世紀は、地球上の人類の人口が80億人を超え、地球の収容力を超えつつあるなかで、「地球沸騰」とも言われる気候危機の時代を迎え、人類の持続可能性が問われている。その一方で、ICT革命、AI革命が進行し、DXAIを通じて人類のステージがバージョンアップする局面にある。

人類が石器時代や縄文時代に後戻りできない以上、今や人類は、DXAIを駆使して人類が直面するさまざまな課題を克服するほかに道はない。その際、目指すべきは、人類はもちろん、地球上の全ての生命が調和しつつ、おのおのが充実した生命を生き切れる社会の実現であり、私たち人間もその一部である地球生命体、生態系の調和である。そのベースとなるのは、生命の連鎖で世界が成り立っているという世界観である。即ち、私たちの身体は両親由来の一つの受精卵から分裂した37兆個もの細胞が連携し共生することで、全体としての身体が健康に機能する。

一つ一つの細胞は、それぞれが生命体であり、同じDNAを共有すると同時にそれぞれの役割に分化し、個性を発揮する。その発想を広げ、私たち一人一人も共通性と個性を併せ持つ生命のユニットであり、私たちが寄り集まって、企業やコミュニティ、地域、国が成り立っているという、生命文明と呼ぶべき世界観に立つ。

このことを実感させるのが、私たちの身体も地球生態系も、全て水の循環系の中に存在しているとのウォータースコープの視点であろう。ライフサイエンスは地球上の全ての生命体は同じ祖先から分化し進化を遂げてきたことを解明し、物理学は、地球にとどまらず宇宙なる存在が、138億年前のビッグバンから始まり、分化・進化して今に至ることを解明し、量子力学は、究極のミクロの世界では波と粒子は区別し得ず、物質とエネルギーは同等であることを解明した。更に電磁気学は、現在のICTのベースとなる電磁波による情報伝達を可能とした。

21世紀を超えて三千年の未来に向けて、日本人がいにしえから持ってきた人と自然との一体感、全ての生命が調和して存在しうる八百万的な自然観と現代科学の到達点を掛け合わせ、人類が目指すべき、環境生命文明社会を一人一人のウェルビーイングの視点からデザインすることが求められている。

エムティーアイグループが展開するSDXは、私たち人類が目指すべき社会像、世界観を磨き上げて社会に提示しつつ、具体的にヘルス・ケア、医療、子育て、人材育成、気象情報、防災・災害対応、エンターテイメント、サイバーセキュリティなど、一人一人のウェルビーイング、生命を豊かに生き抜くことに直結するオールラウンドの社会課題を、最先端のICTAIテクノロジーをフルに活用することによって課題解決を図り、あらゆる世代のユーザー視点から、ワクワク感をもって「生きるを変えていく。」を実践する。

Tokutaro Nakai

顧問 中井 徳太郎


  • 1985大蔵省(現 財務省) 入省 主計局主査(農林水産係)等を経て、1999年から4年間は富山県庁へ出向し生活環境部長を務める。その後、財務省広報室長、理財局計画官、主計局主計官(農林水産省担当)等を歴任
  • 2011.07環境省 入省 会計課長、秘書課長、廃棄物・リサイクル対策部長、総合環境政策統括官等を歴任
  • 2020.07環境事務次官 総合環境政策局総務課長、大臣官房会計課長、大臣官房秘書課長、大臣官房審議官(総合環境政策局担当)、大臣官房審議官(総括担当)、廃棄物・リサイクル対策部長を務める。地域循環共生圏構想、2050年カーボンニュートラル目標、カーボンプライシングの推進に深くコミット
  • 2022.07当社 顧問(現任)
  • 2022.09日本製鉄株式会社 顧問
  • 2023.04三菱商事サステナビリティアドバイザリーコミッティーメンバー(現任)
  • 2023.07ジャニーズ事務所(現 株式会社SMILE-UP.) 社外取締役
  • 2023.08一般財団法人三千年の未来会議 代表理事(現任)
  • 2023.10PERSEFONI AI INC. 戦略アドバイザー(現任)
  • 2024.09株式会社バイウィル 顧問(現任)