「生きる」の変数は、個(性)、環境、社会、時代、年齢、親、兄弟姉妹、友人、知人、関係者等々であるので、人間の数だけ「生きる」がある。
個人の「生き方」は行動、発言、文章によって信念・希望・目標として示される。
人は、健康であるときには自分の身体(からだ)の存在を意識しない。身体の存在を痛み、痒み、倦怠、空腹などで意識する時には病気であるか、少なくとも健康ではない。
したがって、「生きるを変えていく。」には、「生きる」と「生き方」を知り(観察・調査・分析)、より良い方向へ変えていくことを考え、方策を創造することになる。
健康・医療に関する「生きるを変えていく。」は、病気を対象とする医療では個人による希望・期待が考慮されるべきであるが、主には病気によって制約される要素が強い。健康である個人は「生きるを変えていく。」に対する希望・期待は個人によって大きく異なる。健康な状況では、通常は、身体の症状や所見はなく、さらには検査データにも異常が認められない。「未病社会の診断技術研究会」が長年にわたって研究しているが、未だ、明確な方策は得られていない。
科学的には、ゲノム情報を中心に研究が進められるであろう。では、我がエムティーアイとしてはどうすべきであろうか?
健康人の「生きるを変えていく。」には、情報源である、個人の信念・希望・目標を示唆する行動、発言、文章などのナラティブ・データから「生き方」を分析し、一人ひとりにとって望ましい「生きるを変えていく。」を探索することであろう。形而上学的分析と統合に対し、AIによる支援が本領を発揮し、エムティーアイの創造力に期待する。
Ryosuke Tsuchiya
社外取締役 土屋 了介
- 2006.04国立がんセンター中央病院(現 国立研究開発法人国立がん研究センター) 病院長
- 2011.02公益財団法人日本心臓血圧研究振興会(現 公益財団法人榊原記念財団) 理事(現任)
- 2011.04公益財団法人がん研究会 理事
- 2014.04地方独立行政法人神奈川県立病院機構 理事長
- 2014.06公益財団法人ヒューマンサイエンス振興財団 理事
- 2018.12当社 社外取締役(現任)
- 2019.11株式会社エムネス 社外取締役(現任)
- 2021.04学校法人国際学園 副理事長
- 2022.04学校法人国際学園 理事長
- 2024.05学校法人国際学園 理事