女性アスリートを対象に、基礎体温を活用した体調管理啓発プロジェクトをスタート!

 オムロン ヘルスケア株式会社(以下、「オムロン ヘルスケア」)と株式会社エムティーアイ(以下、「エムティーアイ」)は、女性のプロアスリートを対象に基礎体温を活用した体調管理啓発プロジェクトを、2023年10月18日(水)より開始します。  本プロジェクトは、基礎体温の変化からわかる身体の状態にあわせた健康管理を実践することで、女性のアスリートの競技パフォーマンス向上と将来にわたる健康維持、増進をサポートするための取り組みです。  参加者は、オムロン婦人体温計MC-652LCで測定した毎日の基礎体温データを、エムティーアイの女性の健康情報サービス『ルナルナ』とスポーツチームをサポートするコンディショニングノート『Atleta』に連携させ、日々の体調やパフォーマンス管理に活用します。また、基礎体温測定に関するモニター調査などを実施し、女性アスリートが抱える月経にまつわる実態や対処方法などを探ります。   【本プロジェクトの背景】  オムロン...

【6年連続】エムティーアイが健康経営優良法人2023のホワイト500に認定されました!

     株式会社エムティーアイは、令和5年3月8日に、経済産業省と日本健康会議が共同で優良な健康経営を実践している法人を顕彰する「健康経営優良法人2023」の大規模法人部門に認定されました。さらに認定された全2,676法人のなかから、特に優良な健康経営を実践している上位500法人にあたる「ホワイト500」にも選ばれました。  当社の「ホワイト500」への認定は2018年から6年連続となります。    健康経営優良法人認定制度とは、地域の健康課題に即した取組や日本健康会議が進める健康増進の取組をもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度です。    当社では女性の健康情報サービス『ルナルナ』をはじめ、個人の健康情報の記録・管理や、企業・薬局・健診機関など多方面から人々の健康維持・増進を支援する『CARADA』シリーズ、オンライン診療システム、クラウド薬歴システムなど、これまで培ってきた技術やノウハウを生かして、ICTを活用した様々なヘルスケアサービスをグループ全体で提供しています。多くの人が健康で豊かな生活を実現するためのサービスを提供する企業として、従業員自身も心身ともに健康に働ける職場づくりに取り組んでいます。     今期は、「従業員のパフォーマンス向上」を自社の課題に設定し、女性特有の健康関連課題等の健康保持・増進や、メンタルヘルス不調等のストレス関連疾患の発生予防・早期発見・対応に重点的に取り組んできました。  女性特有の健康保持・増進においては、昨年に引き続き、オンライン診療の実施や低用量ピルの処方を支援する『ルナルナ...

【LIFEM】Healthtech/SUM2022にて、(株)LIFEM 代表取締役 菅原誠太郎が登壇しました

 2022年12月1日(木)に開催されたHealthtech/SUM2022にて、株式会社LIFEM(ライフェム)の 菅原誠太郎代表取締役が登壇しました。  Healthtech/SUMは、日本経済新聞社とメドピア株式会社が共同開催する、医療・ヘルスケア分野における最新テクノロジー(ヘルステック)とそれを活用した先進事例を紹介するグローバルカンファレンスです。  今年は12月1日(木)、2日(金)にて、オンラインとリアルとのハイブリッド型で開催され、日本におけるヘルステックの成長を目的に、国内外におけるヘルステックの最先端の知見とイノベーションが発信された2日間となりました。 「企業価値としての健康経営」のセッションに参加  LIFEMは12月1日(木)に行われた「企業価値としての健康経営」のセッションに参加し、菅原代表取締役が、同社が提供する働く女性の健康課題改善をサポートする法人向けフェムテックサービス『ルナルナ...

2022年度グッドデザイン賞 受賞サービス 担当者インタビュー

 昨年度の『CARADA健診サポート』、『CARADA 電子薬歴 Solamichi』に続き、当社の2つのサービスが2022年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。  ライフステージや悩みにあわせて女性の一生をサポートする健康情報サービス『ルナルナ』が、長年にわたりスタンダードであり続ける力を持ったデザインを顕彰するロングライフデザイン賞を、交通総合ナビゲーションアプリ『乗換MAPナビ』がグッドデザイン賞を受賞しました。  そこで、各事業担当者にサービスにかける想いと、サービスのデザインを手掛ける+Design(プラスデザイン)部に受賞ポイントとなったデザインへのこだわりを聞きました。 『ルナルナ』担当者インタビュー 女性の健康情報サービス『ルナルナ』とは 「生理日管理ツール」として、2000年に携帯電話(ガラケー)向けサービスとして誕生しました。2010年にはスマートフォンアプリに対応し、2022年2月現在で累計1800万DLを突破するなど、デジタル生理日管理ツールのパイオニアとして多くの女性の方にご利用いただいているサービスです。 現在は「女性の健康情報サービス」として、基礎知識の提供から独自のアルゴリズムでの排卵日予測に加え、婦人科施設検索、婦人科受診サポート「ルナルナ...

バスケットボール女子日本リーグ(Wリーグ)所属選手への調査で6割以上が月経随伴症状による競技への影響を感じていることが判明

 株式会社エムティーアイ(以下、当社)が運営する女性の健康情報サービス『ルナルナ』とスポーツチームをサポートするコンディションノート『Atleta(アトレータ)』は、バスケットボール女子日本リーグ(以下、Wリーグ)が競技引退後も続く人生で、地域や社会に力強く貢献する女性を育てる目的に、現役時代から社会との接点を作り、必要とされるスキルやマインドセットを学ぶ機会として本年度より定期的に開催する「Wリーグアカデミー」の第1回目の取組みとして、選手を対象に「女性特有の症状における健康課題に関する実態調査」を実施し、産婦人科医によるFEMCATION※1セミナー「女性のカラダの知識講座」を2022年9月30日(金)に開催します。  本実態調査では、6割以上の選手が月経随伴症状※2により競技に影響があると回答しており、無月経※3の経験がある選手が2割以上いましたが、そのうち6割以上の選手が医療機関を受診していないことが分かりました。このような背景を受け、産婦人科専門医の高尾美穂先生を講師に迎えFEMCATIONセミナーを実施し、女性のカラダの仕組みや月経による心身の揺らぎ、女性特有の健康課題などについて学び、正しい知識の定着や理解促進を図ることで、選手たちがより安心して競技に励み、高いパフォーマンスを発揮できる環境づくりを目指します。 ◆Wリーグ選手の6割以上が月経随伴症状により競技に影響があると回答!  Wリーグ全14チームの選手を対象に「女性特有の症状における健康課題に関する実態調査」を実施しました。  月経随伴症状の有無について聞くと、「毎回感じる」39.8%、「たまに感じる」45.8%を合わせると、85%以上の選手が何らかの月経随伴症状を抱えていることが分かります。  月経随伴症状が競技のどのような面に影響するかを聞いたところ、最も多い回答が「練習中の運動量・パフォーマンス」48.2%、次いで「影響はない」34.8%、「競技への意欲」34.0%となりました。  また、月経随伴症状の影響がない時期のパフォーマンスを100%とした場合、月経随伴症状の影響がある時の競技のパフォーマンスが何%となるか聞いたところ、100%のパフォーマンスが出せているとの回答は4.4%にとどまり、最も多い回答は「70%」35.9%、次いで「80%」25.0%となり、練習や競技に影響が出ていると感じている選手がいることがうかがえます。 ◆月経随伴症状への対処方法は「市販薬の服用」が半数以上となった一方で、「我慢する・何もしない」も2割弱に    次に、月経随伴症状の対処法について聞くと、最も多い回答は「市販薬を服用する」54.6%、次いで「身体を温める」24.1%、「ピルを服薬する(処方薬)」14.2%となりました。一方で、「我慢する・何もしない」と答えた人が18.4%おり、症状があっても対処をしていない人が2割弱いることが分かりました。  「我慢する・何もしない」と答えた人にその理由を聞くと、「我慢できる範囲の症状だから」が76.9%となりましたが、日常生活や競技に支障が出る場合には我慢せずに婦人科を受診し、相談することが大切です。また、「対処方法がわからないから」15.4%、「医療機関に行く時間がないから」7.7%との回答もあり、周囲からのサポートが無いことや時間的に余裕が無いことが、未受診につながっていることがうかがえます。 ◆女子アスリート特有のリスクに関する認知は約1割。無月経でも、約6割は医療機関を受診していないことが判明!  続いて、激しいトレーニングにより生じ、トップレベルから学生まで、競技に励む女子アスリートが悩まされる、エネルギー不足、無月経、骨粗しょう症を指す「三主徴」についての理解度について聞くと、「言葉も意味も理解している」と答えた人は10.3%にとどまり、「言葉は知っているが意味まではわからない」24.9%、「全く知らない」64.9%という結果となりました。女子アスリートの「三主徴」は月経や骨に対してのみならず、身体の発達や成長などにも影響を及ぼすと言われています。また、エネルギー不足は競技のパフォーマンス低下にもつながるので、アスリートは自身の健康のため、そして、エネルギー不足を回避するという観点からも、体調をしっかり管理することが大切です。  さらに、「三主徴」のうち、無月経の経験について「ある」と答えた人が22.7%おり、その際、医療機関を受診していない人が63.2%いることが分かりました。受診しなかった理由を尋ねると、最も多い回答は「放っておいてもそのうち月経が来ると思っているから」66.7%、次いで「医療機関に行く必要がないと思っていたから」25.0%、「医療機関に行く時間がないから」20.8%となりました。無月経は、婦人科系の疾患などが隠れている可能性もありますので、放置せずに婦人科を受診することをおすすめします。  また、選手に対して月経など女性の健康に関するどのようなサポートや配慮があればいいと思うかを自由回答で聞いたところ、「知識を学べる場があると良いと思う」「ヘッドコーチも含めた周りの理解」「ピルの使用についてチームや周りが理解を深めていてくれるといいと思う」など、知識を得る場の提供や周囲の理解を求める声が上がりました。  最後に、現役で活躍するトップ選手から、部活動に励む女子学生へのアドバイスを聞いたところ、たくさんのメッセージが寄せられたので、その一部を紹介します。 <Wリーグ所属選手から、学生へのメッセージ> まずは自分を知ることが大切。人と比べずに、いつもの自分と比べて今はどうか?が1番大事だと思うようになれたらいいと思う。そして何か異変や不安があればすぐに誰かに相談してほしい。 体調管理や自分を知ることも一つの技術だと思います。まずは健康が第一!ベストパフォーマンスをするためにベストコンディションを! 無理を絶対にしないこと。悩んでることは恥ずかしいことではないから必ず誰かに相談すること。この先赤ちゃんを授かるかもしれないから自分の体は大切にしてほしいです。 ★実態調査の詳細は、PDF版にてご確認いただけます。    今後も『ルナルナ』と『Atleta』は女性のカラダや月経に関する情報や知識を得る場の提供を通じて、女子アスリートが安心して競技に励み、高いパフォーマンスを発揮するための環境づくりに貢献することを目指します。   ※1:「FEMCATION®」は、FEMALE(女性)とEDUCATION(教育)を掛け合わせた造語です。 ※2:月経随伴症状とは、月経前や月経中におこる、精神的あるいは身体的症状です。 ※3:無月経とは、3カ月以上月経が来ない状態のことです。 ※『ルナルナ』「FEMCATION」は株式会社エムティーアイの登録商標です。   報道関係の方からのお問い合わせ先 株式会社エムティーアイ...
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